InterBEE REVIEW2011 (JP)
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32 これまでの音量レベルとは異なり、 人が感じる音の大きさを数値化した音量評価指標を「ラウドネス」と呼ぶ。2012年10月から、番組・CM制作においては、この「ラウドネス」を基準にすることが日本民間放送連盟(民放連)で決められた。Inter BEE 2011では、「ラウドネスメータゾーン」が設けられ、各社からラウドネスメータが出展されたほか、ラウドネスサミット東京のシンポジウムとワークショップが開催され、放送をはじめとする各業界へのラウドネスの周知徹底が図られた。 ゾーンには、アストロデザインとフォトロンが映像ホールのブースとは別に出展し、国際標準規格準拠のラウドネスメーターを実演。フォービットやヤマキ電気など国内メーカーをはじめ、TCグループ、コンチネンタルファーイースト、東陽テクニカ、メディア・インテグレーション、エス・シー・アライアンスといったラウドネス製品を扱う企業もブースを構えた。映像ホールで出展したコスミックエンジニアリングや東通インターナショナル、リーダー電子、三友、コンドーブロードキャストも自社のブースで関連製品を展示した。 シンポジウム、ワークショップの開催に尽力された毎日放送の放送運営局送出部 入交英雄マネージャに、ラウドネスの浸透状況と、Inter BEEにおける開催の意義などについて聞いた。株式会社毎日放送放送運営局送出部マネージャ入交 英雄 氏 国内でこれほど多くの映像、音響の関係者が集まれる場は他にない。

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