InterBEE REVIEW2012 (JP)
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33株式会社朋栄企画室 企画・広報グループ グループ長白鳥 貴之 氏 昨年に引き続き“Continuous Innovation”をテーマに掲げた朋栄は、次世代のファイルベースソリューションをはじめ、革新的なカメラ製品などを多数展示した。ファイルベースソリューションはさまざまな素材をMXFファイルでサーバに保存し、編集、送出、アーカイブまでのワークフローをファイルベース化するもの。全体を管理する「MediaConcierge(メディアコンシェルジュ)」は新機能が追加され、編集・送出系の運用性と操作性が改善された。アーカイブ系には高速転送で大容量の新型LTOサーバが投入されている。 カメラ製品としてはフル4K(4096×2160ピクセル)で最大900コマ/秒までのスーパースロー撮影に対応したハイスピードカメラ「FT-ONE」を国内で初めて出展した。最大9.4秒のRAWデータを内部メモリに記録できるほか、SSDカートリッジの実装も可能だ。ブース内特設シアターでは、4Kスーパースローのデモ映像を上映した。 またライブプロダクション関連製品としてオールインワンライブプロダクションシステム「SmartDirect」、ビデオスイッチャーでは「HANABI」の新製品2機種(2M/Eモデル「HVS-390HS」、2M/Eモデルおよび3M/Eモデル「HVS-4000HSA」)など初展示製品や新製品を数多く公開した。朋栄 企画室 企画・広報グループ グループ長の白鳥 貴之氏に来場者の反響、Inter BEEの位置づけなどを聞いた。映画・CM業界の来場者が増え市場の広がりと新たな可能性を実感
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