ICT/クロスメディア
2019.08.29 UP
【NEWS】メディアキャスト、北海道放送へデータ放送用CMSを納入 JNN系列の最新テンプレートに対応し、ワンソース・マルチユース環境を実現
メディアキャストは8月28日、北海道放送(HBC)へ、データ放送用CMS(コンテンツ管理システム)の「DataCaster Contribute」(データキャスター コントリビュート)を納入し、本格稼働開始したと発表した。
メディアキャストは8月28日、北海道放送(HBC)へ、データ放送用CMS(コンテンツ管理システム)の「DataCaster Contribute」(データキャスター コントリビュート)を納入し、本格稼働開始したと発表した。
ARIB変換を含むデータ放送に必要な様々な機能を搭載し、自動的に情報を収集して送出設備へ送り出す「自動更新機能」、Webブラウザなどから簡単な操作で情報入力可能な「手動更新機能」などを搭載している。運用が簡単で、人手をかけず自動運用ができる。同社の統合型データ放送ソリューション「DataCaster M3」の運用装置として導入が進んでおり、データ放送用のCMSとして国内100台以上の稼働実績を持つ。
2003年の地デジ開始以来、これまで自社開発のCMSデータ放送の運用を続けてきたHBCが、今回同製品に移行したのは、従来システムのメンテナンス負荷が高くなったことと同時に、ハイブリッドキャストなどのネット連携サービスの対応・開発などを視野にしたもの。
JNN系列では、7月に「データ放送新テンプレート2019(TP2019)」に切換えており、同系列のHBCも新CMSの導入を検討してきたという。
HBCは今回の新CMS導入により、JNN系列の「データ放送新テンプレート2019(TP2019)」の運用や、各種のデータ放送用入力フォームの設定などの機能を活用した運用の効率化とコンテンツ、サービスの新たな開発を進める。
メディアキャストは、11月13日(水)から15日(金)まで、幕張メッセで開催するInter BEE 2019(ICT/クロスメディア部門 / ホール7 / 小間番号7401) に出展します。