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ICT/クロスメディア 2019.07.10 UP

【NEWS】朝日放送グループHD、NTT西日本、電通など5社 AIカメラを活用したスポーツ映像配信事業の実証実験を開始 アマチュアスポーツにおける映像配信の事業化を検証

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 朝日放送グループホールディングス、NTT西日本、朝日新聞社、電通、日宣の5社は7月9日、AIカメラを活用したスポーツ映像配信事業に関する共同実証実験を開始する。観戦スタイルに合ったスポーツ映像コンテンツを供給するために、アマチュアスポーツの試合での新たな配信ビジネスの創出につなげていくため、AIカメラを活用したスポーツ映像配信事業の可能性を検証する。

AIカメラによるスポーツ配信の事業化をめざす

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 イスラエルのPixellot社のAIカメラ「Pixellot」を競技施設に設置し、AIが自動でカメラワークをすることで、撮影コストを抑える。自動で広告挿入もでき、動画内、動画と動画の合間に入れることができる。サッカー、バスケットボール、ラグビー、アメリカンフットボール、バレーボールなど12競技の撮影に対応しているという。

 実証実験における各社の役割は、以下の通り。
 ○朝日放送グループHD:プロジェクトの全体マネジメント及び事業化の実現可能性の検証
 ○NTT西日本:動画配信システムの構築及びAIカメラ設置に関する検証
 ○朝日新聞社:動画配信ビジネスモデル構築に向けた検討
 ○電通:動画配信ビジネスモデル構築に向けたコンテンツ開発やアドシステムの検討および検証
 ○日宣:ケーブルテレビ局に対する事業化の実現可能性の検証
 ○各社共通:AIカメラによる自動撮影及び配信等に関して、スポーツ団体やスポーツ施設管理会社等と調整。自社既存事業とのシナジー効果の検証

 インターネットの普及やスマートフォン、タブレット、VRゴーグル等の様々なデバイスの登場により、時間や場所を選ぶことなくライブやオンデマンドで楽しめるスポーツ観戦の多様化が進む中、5G時代へ向け、観戦スタイルに合ったスポーツ映像配信事業の可能性を検証。検証実験後は、得られた知見を活かし、AIカメラによるスポーツ配信の事業化をめざす。

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