Inter BEE 2019

キャプション
映像制作/放送関連機材 2019.10.28 UP

【Inter BEE 2019】アテイン 自動昇降式プロンプター「MPS190」や10インチの小型サイズ「X-10A」を出展 VRなど返し映像の確認にも有効

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表示板が10インチと小型サイズの新製品「スピーチプロンプター X-10A」

 プロンプターの開発・販売・レンタル事業を展開するアテインは、11月13日(水)から15日(金)までの3日間、幕張メッセで開催するInter BEE 2019に出展し、同社のテレプロンプター、スピーチプロンプターなどの新製品を出展する(映像制作/放送関連機材部門 / ホール5 / 小間番号5302)。

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新元号「令和」発表時の首相スピーチにも使用

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国内でプロ用床置き型スピーチプロンプターを取り扱うのはアテインのみ

 プロンプターとは、セリフや原稿などの文字や映像を透明の硝子板に表示することで、 目線を前方に向けながら講演者やアナウンサーがそれを読みあげるための装置。原稿を読むために顔を下にする必要がない。パソコンからの文字を読み上げるタイミングにあわせてスクロールさせることで、長文でも暗記せず、自然に話すように見せることができる。
 また、フロアモニターのように、自らが合成されている映像を返しの映像として映し出すことで、画面中に配置された天気図やバーチャルキャラクターの位置を把握しながらカメラ目線で対応できる。

 国内でプロ用の床置き型スピーチプロンプターを取り扱うのはアテインのみ。放送局のほか、大手企業、官公庁、国立機関、学校法人など、多数の納入実績を持つ。 令和の元号を発表する際の首相スピーチに使用された製品も、アテインのスピーチプロンプターだ。また、即位礼で来日した海外からのVIPのスピーチ等でも多数利用されたという。

自動昇降により設置したままで連続使用が可能

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「令和」の新元号の発表でも使用された「スピーチプロンプター自動昇降式 TeleScript MPS190」

 「令和」の新元号の発表で使用された「スピーチプロンプター自動昇降式 TeleScript MPS190」は、スピーチプロンプターのポール部分に自動昇降するしくみを内蔵しており、リモコンの遠隔操作により任意の高さに設定できる。これにより、複数の登壇者が演説される場合の高さ合わせを遠隔で実施できる。
 また、スピーチ終了後には、ポールを下げることで、ステージ転換にも便利。質疑応答がある場合もプロンプターを下げることで挙手をしている人が見やすい。

運用面でのサポートも充実

 「アテインの大きな特徴は、製品の自社開発技術を持つことにより、機材の販売に加え、レンタル等も含め、製品の知識や使用状況を理解した要員によるサポート体制を敷いていることにある」と話すのは、アテイン スマートソリューションユニット主任の安藤亜樹氏だ。
 「専門知識を備えたサポート体制とともに、製品のバックアップや部品のストックなどを常備しており、要求水準の高いプロ用プロンプターの使用状況に最適な製品の提供、レンタルを実施している」(安藤氏)という。

 同社では、米Tele Script社製品の正規代理店として販売、レンタルを実施しているが、操作のための日本語マニュアルの制作、実施時のオペレーションのサポートや、プロンプターに映し出される日本語文章の対応はすべてアテインが対応している。「スムーズな実施のための、スクロールのタイミング調整や、スムーズに読みあげるための改行など、運用面でのサポートでパフォーマンスに大きな違いが出る」(安藤氏)。

10インチの新製品「X-10A」も出展

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表示板が10インチの新製品「スピーチプロンプター X-10A」

 Inter BEEの会場では、表示板が19インチの「テレプロンプター WJ19」、「スピーチプロンプター WJ-X19」、「スピーチプロンプター自動昇降式 TeleScript MPS190」などを出展するほか、表示板が10インチの新製品「スピーチプロンプター X-10A」を展示する予定。
 「表示板は透明なガラスでできており、運搬には破損を防ぐためのハードケースを用いていた。小型サイズのX10は、屋外ロケ等で利用する際、コンパクトで運搬の手間を軽減し、スペースのない現場でも利用できるため、ライブ配信などの利用者へもアピールしたい」(安藤氏)
 




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