【Inter BEE 2019】世界82言語の字幕・吹き替えサービスを展開するIyuno クラウドベースの字幕制作・プロジェクト管理システム「MSX」をデモ
Iyuno Media Group(アイユノ・メディア・グループ)は11月13日(水)から15日(金)までの3日間、幕張メッセで開催するInter BEE 2019に出展する(映像制作/放送関連機材部門 / ホール4 / 小間番号4102)。
Iyunoは、世界で82の言語の字幕・吹替サービスを提供する世界最大規模のメディアローカライゼーション企業だ。これまで世界各国のドラマ、映画のアジア諸国におけるローカライゼーションを手掛けつつ事業を拡大してきた中で、今年10月には欧州を中心にローカライゼーション事業を展開していたBTI Studiosと合併。現在、世界30カ国に支社を持つ。
「ローカライゼーション」とは、コンテンツの国際展開を実施する際、それぞれのマーケットに向けた言語を吹き替え、あるいは文字スーパーで表示する言語対応と共に、各地域の文化、法律にあわせた映像表現の補正を行うもの。Iyunoでは、字幕・吹き替えサービスとともに、各地域の拠点スタッフを通じ、文化や法規制、国民性なども含めたアドバイスを提供しているという。
さらに、同社と提携関係にあるLYD社を介したコンテンツの海外展開までを一貫して請け負うことが可能。LYDは、韓国のディストリビューターで、IP(知財)、テレビ番組、映画コンテンツを海外販売するノウハウを持つ。
大手映画制作会社をはじめとするコンテンツホルダーやテレビ局、OTT事業者などへサービスを提供している。日本法人は3年前から活動を開始し、2018年には旧東京テレビセンターの事業譲受を経て、浜町のスタジオ施設内に東京オフィスを開設。同施設のポストプロダクション機能を活かして、字幕吹替制作からポストプロダクション全般を展開している。
Inter BEEでは、自社開発の制作管理クラウドシステム「MSX」を出展する。ブースではまた、Iyunoのサービス内容やワークフローなどとともに、世界のローカライゼーション業界の現状を紹介する予定だ。
Inter BEE 2019は、公式Webサイトで⼊場事前登録受付中。
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