Inter BEE 2019

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映像制作/放送関連機材 2019.08.05 UP

【NEWS】関西放送機器展が開催 昨年を上回る3380人が来場

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関西放送機器展 主催者エリアのカメラステージ

 7月10、11日の2日間、大阪市ATCホールにおいて、第4回 関西放送機器展が開催された。主催は関西放送機器展実行委員会(アジア太平洋トレードセンター、テレビ大阪、テレビ大エクスプロ)。映像、音声、コンテンツ制作など、放送、業務用機器、関連サービスが一堂に会する関西で最大級の催し。4回目の今年も100社を超える出展者が集まり、会場は放送・映像関係者の視察で賑い、昨年の3,022人を上回る3,380人が来場した。


カメラステージに各社の最新カメラシステムが出展

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最新の4K/8Kカメラがデモされた

 会場奥のカメラステージでは、各社から4K/8K対応のカメラが出展されていた。
 アストロデザインは、8Kカムコーダー「8C-B60A」を出展。8Kの高解像度映像からHD解像度の映像を切り出すシステムをデモした。8K60p映像の撮影・収録・再生・ライン出力に対応した業務用カムコーダー。8Kの撮影・収録が1台で可能となり、機動性のある8K撮影が可能。

 池上通信機は、ネイティブ4K 2/3型CMOSセンサー3板式とB4レンズマウントを搭載した同社のフラグシップカメラ「UHK-430」と、ワンピースタイプのネイティブ4K 2/3型CMOSセンサーを搭載した4K/HDマルチパーパスカメラ「UHL-43」を出展した。UHL-43は、ワンピースタイプのネイティブ4K 2/3型CMOSセンサを搭載した4K/HDマルチパーパスカメラ。
 キヤノンマーケティングジャパンは、4K/60P、4K HFR対応の「 CINEMA EOS C700」を出展。デュアルピクセルCMOS AF搭載のキヤノンのデジタルシネマカメラのフラッグシップモデル。
 グラスバレーは、 自社開発3CMOSセンサーを搭載しHDR/WCGにも対応した「LDX 86N w/Direct IP」を、4KシステムカメラをDirect IP構成にしてデモをした。 ヘッド―BS間をIP接続し、リモートプロダクション時にも 通常と同様の運用ができる。
 パナソニック システムソリューションズ ジャパンは、4Kスタジオカメラシステムを出展。大判4.4Kセンサー搭載の高画質4Kスタジオカメラ「AK-UC4000」や、12G-SDI対応大型スイッチャーシステム、MoIP対応システムとのトータルソリューションを提案した。
 主催者企画のコーナーでは、エウレカにより、HDカメラを搭載したマイクロドローンによる撮影のデモが行われた。

多彩なセミナーも開催

 講演・セミナーのエリアでは、初日最初に特別講演として総務省 大臣官房審議官 吉田博史氏により、「放送政策の最新動向」と題した講演が行われたほか、「IP制作時代の放送とディジタルコンテンツ〜NAB Show 2019報告」が映像新聞論説委員の杉沼浩司氏から、「メディア業界におけるデジタルトランスフォーメーションーコンテンツ+データ+技術の世界ー」が日本マイクロソフトクラウドソリューションアーキテクトの畠山大有氏から、「実写型VRコンテンツ制作 ゼロからの取り組み」と題した講演がytv Nextry 総務センターの中澤哲夫氏から、「西日本豪雨におけるテレビ親局停電への対応と1年を経た現状」と題した講演が広島ホームテレビ 技術局長 小平俊也氏から、「アドビ ビデオ&オーディオ製品最新アップデートのご紹介」と題した講演をアドビシステムズ マーケティング本部 田中玲子氏がそれぞれ行った。

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