Inter BEE 2019

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Special 2019.11.14 UP

【速報:INTER BEE CONNECTED2019】初日から大盛況!6年目でさらにグレードアップ

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INTER BEE CONNECTED基調講演を仕切ったWOWOW田中晃社長

朝一番のセッションから立ち見が出て賑わった

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2014年からスタートした特別企画、INTER BEE CONNECTEDも今年で6年目を迎えた。放送と通信あるいはビジネスとのCONNECTをテーマに掲げ新しい領域を開拓してきたが、今年はさらにグレードアップ感あふれる初日となった。
朝一番のセッション「視聴データが想像するテレビ広告の10年後」には開場と同時に聴講予約者が来場し、あっという間に200ほどの席を埋め尽くした。開始時の10:30には立ち見も出る状態となり、大盛況のセッションとなった。

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展示ブーススペースには今年新たに加わった出展者も多かったが、多くの人でごった返していた。
放送と新しい分野とのCONNECTというテーマもInterBEEの中ですっかり定着し、固定的な来場者もついて安定した入場者が見込めるまでに成長したと言えそうだ。
初日のセッションはデータ分析を主題にしたものが並んだのも時代性を表している。様々なデータを駆使した、多様な角度からの放送の分析は、2020年代を迎える放送業界の必須要素になることを示していた。新たな知見を得ようと全国から放送事業者や広告業界、広告主などから来場者が集まり、真剣に聴講していたのが印象的だった。

スポーツ中継のフィロソフィーを語った基調講演も成功

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国際会議場で開催されたINTERBEE CONNECTEDの基調講演も大きな会場がびっしり来場者で埋まり、盛況となった。
スポーツ中継のレジェンド、WOWOW社長の田中晃氏が90分間の進行を仕切って、講演というよりトークエンタテイメント番組を見せるような構成で人びとを飽きさせなかった。
前半では、田中氏の古巣である日本テレビの面々が顔を揃え、今年のラグビー中継をどんなフィロソフィーで局全体の意思を固め、中継スタッフの心をひとつにまとめたかが語られた。日本テレビから読売巨人軍の社長に転じた今村司氏もスポーツ中継の現場時代のスピリットを語って会場を熱くした。

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基調講演の後半では、長野パラリンピックの金メダリストであるマセソン美希氏が登壇。パラリンピックの意義をメッセージした。パラスポーツを通じて我々が学ぶべきは「インクルーシブな社会」だとし、これを田中氏は意訳すれば共生社会だと解説する。パラアスリートたちの力強く美しい姿を目で感じることで、我々の心にある思い込みを書き換えることができる。そのことを、パラリンピックをテレビを通して見ることでわかってほしいと訴えた。
最後にWOWOWのプロデューサー口垣内徹氏が、田中社長に負けず劣らずの情熱的な語り口でパラアスリートを追ったドキュメンタリー番組「Who I Am」を紹介。番組を超えた様々な展開でパラスポーツの素晴らしさを多角的に感じてもらう取り組みを解説した。
今年のInterBEEは新たにSPORTSを特別企画に加えるなど、2020TOKYOを意識した内容になっているが、CONNECTED基調講演もスポーツと放送の関係をテーマにした内容の濃いものになった。

2日目以降も注目のセッションが目白押し

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15:00からは再びCONNECTED内オープンステージで、もはや定番になった電通・奥律哉氏によるテレビ視聴分析セッションが、やはり立ち見の出る大勢の来場者を集めた。
今年は電通・美和晃氏、森下真理子氏が「若年層のカジュアル動画視聴」と題して様々な分析を披露。若者たちのYouTube視聴の実態を明らかにした。
今年も盛況が続くセッション満載のINTER BEE CONNECTED。2日目以降も、なかなか見ることのできないプログラムがびっしり組まれている。
予約していなくても、当日並べばどのセッションも聴講可能なので、ぜひ14日、15日も来場してもらいたい。下記URLからプログラムを一覧できる。

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