11月18日~2021年2月26日

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ICT/クロスメディア 2019.08.23 UP

【NEWS】NTTテクノクロス HEVC符号化技術で8K以上の超高精細画像データを圧縮 モバイル回線での転送も可能に 機器・設備の保守・点検の運用効率を向上

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高速転送ソリューション「SmartFileUploader」の模式図。TIFFは近日対応予定。クラウドストレージは別途契約が必要

 NTTテクノクロスは8月19日、HEVCによる画像データの高速転送ソリューション「SmartFileUploader」(スマートファイルアップローダー)の提供を開始した。動画の符号化技術であるHEVCのエンコーダーに、静止画に特化したチューニングをすることで、10分の1以下に圧縮する。これにより、膨大な静止画像データをモバイル回線などでも高速かつ効率的に転送できる。

大量の超高精細画像の管理・運用を効率化

 衛星画像やドローンなどの撮影画像など、機器や設備の保守・点検作業で用いられる大量の超高精細画像の管理・運用を効率化するもので、アップロード時に8K以上の超高画質の画像をHEVCによる可逆圧縮を施すことで、転送時間を大幅に短縮する。また、クラウドストレージからのダウンロード時に自動的に元の画像フォーマットへの復元もできる。対象画像フォーマットはJPEG、TIFFなど。
 アップロードおよび、ダウンロードのためのそれぞれのアプリをライセンス提供し、同社が提供する企業向けコンテンツ管理用クラウドサービス「Box」でデータを管理する。ライセンス料はアップロード、ダウンロードそれぞれ、1ライセンスあたり年額24,000円。

HEVCソフトウェアエンコーダエンジンを使用

 NTTメディアインテリジェンス研究所が開発した高画質化・高速化技術を用いたHEVCソフトウェアエンコーダエンジンを用いている。同社の「HEVCソフトウェアコーデック HEVC-1000 SDK」にも採用し、4K/8K配信サービスなどに利用されている。

【NTTテクノクロスはInter BEE 2019に出展します】

 NTTテクノクロスは、11月13日(水)から15日(金)まで、幕張メッセで開催するInter BEE 2019(映像制作/放送関連機材部門 / ホール4 / 小間番号4401、NTTグループブース) に出展します。

【昨年のNTTグループブースのブース紹介映像】

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