11月18日~2021年2月26日

キャプション
映像制作/放送関連機材 2019.11.11 UP

【Inter BEE 2019】日活 オンラインスタジオ・ポスプロ予約サイトmatch85を出展 クラウド上で予約管理 撮影条件などスタジオのスペック確認も可能

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 日活は11月13日(水)から15日(金)まで、幕張メッセで開催するInter BEE 2019に出展。「スタジオ予約を、変える。」をテーマに、オンラインスタジオ・ポスプロ予約サイト「match85」(マッチバコ、85はハコと読む)を紹介する。(映像制作/放送関連機材部門 / ホール5 / 小間番号5506)
 「match85」は、クリエイター、制作会社と、全国のスタジオ・ポスプロを繋げるサービスとして、 日活とソフト開発会社のTMSが共同で開発し、今年5月にリリースしたオンラインスタジオ・ポスプロ予約サイト。

Inter BEE 2019は、公式Webサイトで⼊場事前登録受付中。
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利用側と提供側の両者の負担を軽減

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スケジュール管理画面

 「mach85」は、クラウド上で予約の確認、編集、管理ができ、スケジュールをタイムライン上でグラフィカルに閲覧できる。また、見積の作成、出力機能も持つ。借りる側はスタジオのスペック(広さ、機材、撮影条件)などを確認でき、スタジオ側は、顧客管理をネット上で実施できる。これらの機能により、利用する側の制作会社、クリエイターと、提供する側のスタジオの両者の負担を軽減することができる。

 クラウド上のカレンダーに登録することで、スケジュール画面で予約の管理ができる。クラウド上の操作で日程の編集や、優先順位の設定、顧客への決定の連絡まで、実施できる。パソコンだけでなく、タブレットやスマホでも閲覧、スケジュール更新が可能で、リアルタイムでスケジュール更新できる。スタジオにとっても、空き状況を見える化できるため、直前の予約にも対応でき、機会損失を減らすことができる。 

 ネットから確認できるため、見積から決定までの進行状況をスタッフ間で共有でき、作業の工程管理におけるミスを防げる。
 24時間、365日利用でき、高いセキュリティでのデータベースで安全性も確保している。


 

手間・時間のかかるスタジオ予約の負担軽減 働き方改革にも貢献

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見積もり作成画面

 スタジオやポスプロの予約は通常、電話が基本だが、制作会社やクリエイターにとって、撮影準備で忙しく、スタジオ側も予約状況の把握やキャンセルなどの対応で状況が変わることもあった。match85は、クラウドを利用したシステムによって、こうした両者の課題を解決し、セキュアで効率的、短時間に貸す側と借りる側を結びつける。

 具体的には、日活が運営・管理する同サイトに、全国の撮影スタジオ、ポストプロダクションなど、ハコを貸す側に参加してもらい、制作会社やクリエイターなど利用者がスケジュールにあわせて空いているハコを探しやすくするもの。貸す側にとっても、利用率を高める方策として活用できる。日活はすでに、自社で同システムを半年以上にわたり使用し、一定の効果を得ることができたという。そうした実績をもとに5月に発表。公式の場でのお披露目としては今回のInter BEEでのデモが初となる。

約半年の実施で効果確認 残業時間を20%軽減

 撮影所事業部門 撮影所事業部 スタジオ営業チームリーダーの松本智氏は、match85開発のねらいについて、次のように説明する。
 「スタジオ事業者の多くは、紙やホワイトボードでスケジュール管理をしており社外からリアルタイムでスケジュールを確認する事ができません。またスタジオのお問合せから最終的な金額決定まで、意外と時間がかかり、電話のやりとりだけで一日が終わってしまうこともあります。match85は、そうした負担を減らすためのオンラインのサービスとして開発したものです」
 「当初は、自社内の働き方改革の一環として開発を進めたもので、約半年にわたる使用期間中、同システムを使って予約申込を頂くお客様の多くはCM制作会社が中心でしたが、WEBを活用した予約申込により従来のお客様だけでなく、今までお付き合いのないお客様の利用登録や申込も増えているという事が想定外でした。またmatch85はスマホでも予約申込、確認ができるので、特に若い人にも活用してもらえるのではないかと期待しています。撮影スタジオというと、知らない人にとっては敷居が高い印象があったかもしれませんが、WEBで予約申込をはじめる事でそういうイメージを払拭していきたいですね。また、労働時間の改善率としては、CM営業担当者の残業時間が前年対比で約20%程度減らすことができ、当初のねらいであった働き方改革にも貢献しています」(松本氏)

多様な撮影条件にマッチしたスタジオを探し出す「ハブ」に

 複数の撮影スタジオやポストプロがリストアップされることについては「価格競争になるよりも、むしろ選択肢が増えることで条件にあったスタジオを探そうとしている多くのクリエイターが集まり、利用率は高まる」(松本氏)という。
 「映画、テレビ、CMの制作現場は、撮影ごとにさまざまな条件が絡み合うため、条件に見合った場所を探すのがまず大変な作業です。単純に価格だけで選べるものではないので、価格競争を招くようなことはありません。スタジオもそれぞれ、さまざまな特徴があり、特に立地条件なども大きく関係してくることもあるので、単純な価格比較サイトとはまったく違うと考えています」(松本氏)

Inter BEEで初のデモ

 InterBEEでは、パソコン上での実際の予約システムを体験できるデモを実施し、サイトの利用方法を紹介。制作会社とスタジオ・ポスプロ業者両者への認知度向上をはかる。
 今後の方向性について、松本氏は「ぜひとも、提供側、利用側の両方に今回のInter BEEでのデモを見てもらい、意見を聞きながら、今後の方向性を決めていきたい。利用者と提供者が出会えるハブになれればと考えている」と、Inter BEEでの来場者との意見交換に期待をかける。

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