【NEWS】RED 8Kセンサー搭載 新世代カメラDSMC3シリーズ「V-RAPTOR」を発表
RED Digital Cinemaは9月2日、同社の「RED cinema camera」の新製品「V-RAPTOR 8K VV」を発表した。V-RAPTORは、REDが提唱する、1台のカメラで静止画も動画も撮影できることを意味するDSMC(Digital Still Motion Camera)カメラの第三世代として位置づけられる。
同シリーズの限定版「Limited-Edition ホワイトV-RAPTOR ST」(希望小売価格 税込3,135,000円) は、筐体がホワイトのSTバージョンだが、発売直後に完売となり、9月9日に今後の販売予定を発表している。それによると、STモデルは、2〜3週間での出荷を予定(9月末納入)。黒モデル(価格はSTモデルと同額)は、初出荷を10月末予定。受注開始時期は未定。
小型軽量1.82 Kgのボディに内蔵したセンサーは、「V-RAPTOR」8K VV 35.4 メガピクセルのCMOSを搭載。有効画素数は、8192 (h) x 4320 (v)、センサーサイズ40.96 mm x 21.60 mm (対角線: 46.31 mm)、ダイナミックレンジ17+ stops。データレートは、REDブランドまたはその他認定CFexpressメディアカード1を使用して最大800 MB/sを実現している。4K 12G-SDI出力、XLRオーディオ対応。1080pライブストリームが可能。
独自コーデックのREDCODE RAWコーデックにより、16ビットRAWで撮影し、HDR用に改善を施したREDのカラーマネジメントImage Processing Pipeline (IPP2) ワークフローに対応。
RFレンズサポート付き統合RFマウントを採用。Canon RF to EFマウントアダプタにより、Canon EFレンズをサポートするほか、その他のCanon RFマウントベースレンズアダプタも使用可能。