基調講演の後半では、長野パラリンピックの金メダリストであるマセソン美希氏が登壇。パラリンピックの意義をメッセージした。パラスポーツを通じて我々が学ぶべきは「インクルーシブな社会」だとし、これを田中氏は意訳すれば共生社会だと解説する。パラアスリートたちの力強く美しい姿を目で感じることで、我々の心にある思い込みを書き換えることができる。そのことを、パラリンピックをテレビを通して見ることでわかってほしいと訴えた。
最後にWOWOWのプロデューサー口垣内徹氏が、田中社長に負けず劣らずの情熱的な語り口でパラアスリートを追ったドキュメンタリー番組「Who I Am」を紹介。番組を超えた様々な展開でパラスポーツの素晴らしさを多角的に感じてもらう取り組みを解説した。
今年のInterBEEは新たにSPORTSを特別企画に加えるなど、2020TOKYOを意識した内容になっているが、CONNECTED基調講演もスポーツと放送の関係をテーマにした内容の濃いものになった。