Inter BEE 2023 幕張メッセ:11月15日(水)~17日(金) オンライン:12月15日(金)まで

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メディア・ソリューション 2020.10.20 UP

【Inter BEE 2020】NTTエレクトロニクス Inter BEE 2020 ONLINEで最新デジタル映像コーデック製品を出展

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 NTTエレクトロニクスは、11月18日から20日までの3日間、オンラインで開催する放送・映像機器の展示会、Inter BEE 2020 ONLINEに出展し、最新のデジタル映像コーデック製品を出展する。約30年にわたり、デジタル映像コーデック分野の製品開発、導入実績を持つNTTエレクトロニクスが、最新の映像伝送機器を出展する。

 主な出展製品は下記の4製品。
(1)HEVC IPエンコーダ/デコーダ 「MV7000シリーズ」
(2)HEVC and H.264/AVC 4Kエンコーダ/デコーダ 「HC1x000シリーズ」
(3)高機能メディアトランスコーダ 「HVX800」
(4)プラスレピータ アクセスシリーズ 「WDM対応メディアコンバータ」

 国内外において、まさに放送・通信における映像ビジネスの基盤を支えてきたNTTエレクトロニクス。NTTグループとして推進している、IOWN構想の実現に向けた技術開発においても、既存の伝送機器の後継となる、新しい映像伝送機器などの開発を進めている。
 新たな伝送機器では、光インターフェースと大容量光パスを活用した超大容量・高速データ伝送、超低遅延、低消費電力が可能になる。all photonic networkと、これらの伝送装置によって、eスポーツにおける圧倒的な高臨場感、遠隔地の演奏家によるオーケストラ演奏など、これまで描いていた未来のネットワーク利用が実現することになる。

 新しい時代の映像ビジネスを支える技術をぜひ、Inter BEE 2020の展示会場でご覧いただきたい。

■30年の研究開発と実績で世界の映像伝送基盤を支えるNTTエレクトロニクス

 NTTエレクトロニクスは、1990年代からデジタル映像コーデック分野の製品開発を展開。放送・通信用で、デファクトスタンダードとなっているMPEG-2 LSI “VASA”シリーズなど、多様な製品を開発している。デジタル映像コーデックの用途は幅広く、LSI、モジュールから、放送局などプロユースのコーデック装置、映像監視用装置など、多様な領域へ向けて製品を開発してきた実績を持つ。

 民生用、業務用を問わず、幅広い分野に採用されており、国内外の世界的なスポーツイベントの中継や番組制作を中心に、通信事業者、各自治体、システムインテグレータで利用されている。海外での実績も、オリンピック、サッカーワールドカップをはじめ、ビッグイベントでの映像伝送で活用されるなど、グローバル市場でも高い信頼を得ていることがうかがわれる。
 国内外において、まさに放送・通信における映像ビジネスの基盤を支えてきたといえるだろう。

■多様なニーズに対応した映像符号化、伝送装置

 今回、Inter BEE 2020で出展するのは、そうした30年にわたる実績と技術の積み重ねが産み出した製品群だ。主な出展製品は、以下の4点になる。

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(1)HEVC IPエンコーダ/デコーダ 「MV7000シリーズ」
 HEVC(H.265)を使った高圧縮エンコードにより、狭帯域回線でも、より高画質を実現している。Full HD対応で、高画質、低遅延、低レートで伝送できることが特徴。放送局、CATV、公営競技映像伝送、カメラ映像伝送など、幅広い用途での利用が可能だ。
   
   
   

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(2)HEVC and H.264/AVC 4Kエンコーダ/デコーダ 「HC1x000シリーズ」
 4K/60p HDR対応、高画質、低遅延が特徴のHEVC(H.265)での1チップLSIを搭載したエンコーダ。放送局映像配信、LIVE中継などでの利用を想定した製品。
   
   
   

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(3)高機能メディアトランスコーダ「HVX800」
 1UサイズでフルHD最大8チャンネルのエンコード/トランスコードが可能な高パフォーマンス化を実現した新製品。マルチデバイス向けアダプティブストリーミングフォーマットの同時複数出力をサポートしている。業界標準の各種ストリーミングフォーマット(RTP、HLS、RTMP、Smooth Streaming、MPEG-DASH)に加え、CMAF(ULL/CTE)にも対応している。
   
   
   


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(4)プラスレピータ アクセスシリーズ「 WDM対応メディアコンバータ」 
 新製品として100GbE対応メディコンカードをラインナップに加え、100M~100Gまでの速度に対応した。さらに、波長多重技術(WDM)を利用することで、光芯線を増やすことなく大容量伝送を実現している。SMPTE ST2011 及び ST2022-6に対応し、超低遅延で画質劣化なく非圧縮伝送も可能だ。
   
   
   

■エンコード動画、DWDM伝送デモなどを展示

今回、オンラインのみの開催となったブースでは、以下のデモを披露する。
・MV7000シリーズ製品紹介&2chエンコードデモ
・HVX800製品紹介&同時複数トランスコードデモ
・プラスレピータアクセスシリーズ製品紹介&100G DWDM伝送デモ

さらに、実際に導入された具体的な事例や、同社の製品による、映像伝送・配信のソリューションを紹介する展示を実施する予定だ。

■今後のNTTエレクトロニクスの展開

 NTTグループとして推進している、IOWN構想の実現に向けた技術開発の中で、NTTエレクトロニクスは、既存の伝送機器の後継となる、新しい映像伝送機器などの開発を進めている。
 新たな伝送機器では、光インターフェースと大容量光パスを活用した超大容量・高速データ伝送、超低遅延、低消費電力が可能になる。all photonic networkと、これらの伝送装置によって、eスポーツにおける圧倒的な高臨場感、遠隔地の演奏家によるオーケストラ演奏など、これまで描いていた未来のネットワーク利用が実現することになる。

 今、コロナ禍の中で、ライブ配信は新たな進化を始めているが、その先にあるまったく新しいネットワーク環境の基盤が今、創り出されようとしている。映像、コンテンツを創り出すクリエイターや制作会社や、コンテンツ企業にとっても、現在のネット社会の延長線にまもなくこうした時代が来ることを知っておくことが大きな違いを産み出すはずだ。

 これまで放送、通信で培ってきた高い技術力と充実した製品ラインナップを展開するNTTエレクトロニクスが、IOWN構想の中で担う役割は大きい。全く新しいネットワーク社会の構築へ向け、さらなる製品の拡充と、次世代の映像圧縮技術を用いた商品開発に期待したい。

【出展者情報】

NTTエレクトロニクス株式会社
国内営業部 第三部門           
住所 〒221-0031 横浜市神奈川区新浦島町1-1-32
               ニューステージ横浜
TEL 050-9000-6003
FAX 045-453-9710
Email:sys-info-jp@ntt-el.com
URL http://www.ntt-electronics.com/

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