【INTER BEE CURATION】生活時間とメディア利用のその後-“巣ごもり”やや解消もコロナの影響は色濃く
※INTER BEE CURATIONは様々なメディアとの提携により、InterBEEボードメンバーが注目すべき記事をセレクトして転載するものです。本記事は、WEB電通報に4月20日に掲載された森下真理子氏の連載記事「コロナ禍を受けてメディア接触はどう変わった?」のNo.3。昨年のINTER BEE CONNECTEDでの電通メディアイノベーションラボによるセッションで森下氏が発表した調査結果の詳細と言える内容です。NO.1と2も最後にリンクを置くので併せて読んではいかがでしょう。
電通メディアイノベーションラボ編「情報メディア白書2021」(ダイヤモンド社刊)の巻頭特集の内容を一部紹介する本連載。前回は、MCR/ex調査(※1)の2020年上期・東京50km圏データを基に、2020年6月にコロナの影響下でネット系メディアへのニーズの強さとラジオや新聞が「再発見」された様子をお伝えしました。
その後、生活行動やメディア利用はどのように変化したのでしょうか?連載最終回となる今回は半年後の様子を紹介します。2020年下期調査が行われたのは、コロナ感染拡大の第3波にさしかかる時期の2020年12月7~13日です。本連載第1回記事と併せてお読みください。
6月と12月の行動データを比較する際には季節性の違いに気をつけなければならないのはもちろんですが、コロナ禍が生活行動全般に及ぼす影響が甚大であることを鑑み、本記事では2020年の2つの時点を比較しました。
※1=MCR/ex調査
ビデオリサーチ社が特定の1週間に行う日記式調査。生活者の行動を基本的な生活行動、メディア接触等の視点から、曜日別に時間軸に沿って最小15分単位で捕捉する。