【Inter BEE CURATION】ドラマの未来を変える、広告とデータアナリティクス【InterBEE2023レポート】
※Inter BEE CURATIONは様々なメディアとの提携により、InterBEEボードメンバーが注目すべき記事をセレクトして転載するものです。本記事は、Screensに2023年12月18日に掲載された記事を転載しています。是非お読みください。
一般団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は、「Inter BEE 2023」を2023年11月15~17日にかけて開催。今回も幕張メッセ会場とオンライン会場のハイブリッド形式で行われ、幕張メッセ会場には昨年より約5,000名多い31,702名が訪れる盛況となった。
様々なセッションが行われたが、今回は、その中から放送と通信の融合を前提としたうえで、その“先”にあるビジネスの形をさまざまな切り口で取り上げたプログラム「INTER BEE BORDERLESS」をレポート。本記事では11月15日に行われた『ドラマの未来を変える、広告とデータアナリティクス』の模様をお伝えする。
関西広域圏での放送に加え、フジテレビ系準キー局として全国ネットのドラマを多数制作するカンテレ(関西テレビ)では、地上波とキャッチアップ、OTTを合わせた総視聴者数(トータルリーチ)を価値指標とし、収益の最大化を図る「トータルリーチ戦略」を取り入れており、本セッションでは同局で2022年7月クールに制作・放送されたドラマ『魔法のリノベ』の事例をもとに、カンテレと広告主である株式会社LIXILの担当者、視聴データ解析を行ったREVISIO株式会社の担当者を交えてその広告効果を検証。ドラマコンテンツの未来像を考える。
パネリストは関西テレビ放送株式会社 コンテンツ統括本部コンテンツビジネス局 局長の竹内伸幸氏、株式会社LIXIL ブランド&マーケティングストラテジー統括部 マーケティングコミュニケーション部 リーダーの五十嵐千賀氏、REVISIO株式会社 取締役 共同創業者の河村嘉樹氏。モデレーターをコンテンツビジネス・ジャーナリストの長谷川朋子氏が務めた。