【Inter BEE 2014】ラグナヒルズ シームレス&解像度無制限のプロジェクションマッピングを実現するスウェーデンDataton社製コントローラー「WATCHOUT」 TeNQでも絶賛稼働中!
2014.11.18 UP
日笠山社長
『TeNQ(テンキュー)』にある「はじまりの部屋」
WATCHPAX2
■マルチ映像ディスプレイ用のソフトウェア「WATCHOUT」をメインに展示
ラグナヒルズは11月19日(水)から21日(金)までの3日間、千葉・幕張メッセで開催するInter BEE 2014に出展(ブース:2405、1503)し、同社が輸入・販売する マルチ映像ディスプレイ用のソフトウェア「WATCHOUT」(ウォッチアウト)などを出展する。
「WATCHOUT」はスウェーデンのDataton社が開発した、PC上で稼働するソフトウエア。複数台のPCを使い、同期をとった複数面の映像を作ることができる。例えば、同期をとりながら複数のプロジェクターや液晶ディスプレイなどを組み合わせて大画面に表示が可能。エッジブレンディング機能により、つなぎめのないシームレスな映像として表示できるため、プロジェクションマッピング(PM)において高度な演出を可能にしている。また、ジオメトリ補正機能は、斜め、コーナー、円筒面などの形状の投影面にあわせて映像を補正する。表示面数、解像度に制限がないため、4K、8K、さらにそれ以上の高解像度な大型映像を投影できる。
今年の7月、東京・文京区にオープンした宇宙ミュージアム 東京ドームシティ『TeNQ(テンキュー)』にある「はじまりの部屋」で4台のプロジェクターをWATCHOUTでコントロールしている。古代から現在に至るまでの「宇宙」の流れを部屋全体で表現しており、壁3面に最新のPM技術が使用されている。
ラグナヒルズの日笠山泉社長は「宇宙ミュージアムにはこのほかに火星の部屋など4カ所で当社が提供したWATCHOUTが利用されている。このような最新の博物館などでもWATCHOUTの採用が増えてきている」と話す。
■新製品「WATCHPAX2」を展示
ブースでは、新製品「WATCHPAX2」を展示する。WATCHOUTの機能を内蔵した デジタル・サイネージ用SSDメディア・プレイヤー。「WATCHPAX2」1台で2画面の制御が可能。PCを使わずに、SSDに記録した映像を同期をとりながらプロジェクターを介して上映できる。コンピューターの詳細設定の手間や、ビデオ・ケーブルの配線、調整がいらないため、会場での設定がシンプル。
■オーディオコーナーにも出展
オーディオ関連のエリアにもブースを構え、ButtKicker低周波数オーディオ・トランスデューサなど、最新のデジタルオーディオ関連機器などを展示する。
【ラグナヒルズ】
本社住所:東京都千代田区麹町3-5-2 ビュレックス麹町904
URL:http://www.laguna-hills.co.jp
映像・放送関連機材部門 /ホール2 /2405
プロオーディオ部門 /ホール1 /1503
日笠山社長
『TeNQ(テンキュー)』にある「はじまりの部屋」
WATCHPAX2