【Inter BEE 2015 TV】コモドマッティーナ 国連会議室の導入実績を持つTIDEN社のデジタル赤外線会議システムを出展 電波干渉がなく高音質のコミュニケーションを実現
2015.11.27 UP
コモドマッティーナは、TIDEN社のワイヤレスの会議システム「HCS-5300」シリーズを出展した。一般的にワイヤレス会議システムは2.4GHz帯を使用するが、同製品は、独自開発のデジタル赤外線システムとなっている。
独自技術のデジタル赤外線オーディオ伝送/コントロール技術「dirATC」を採用することで、WiFiなどでありがちな電波干渉や、また光による影響もなく、CDレベルの高音質を実現している。
個々にマイク感度とEQ調整ができ、LCDメニューにより、マイクユニットの垂直放射角度を選択できる。
同時通訳(1+3ch)向けのユニットもあり、分離したオーディオ録音機能を持つ。
さらに、TAIDENの有線会議システムとして「ペーパーレス・マルチメディア・マイクロフォンシステム」を出展。大型のタッチスクリーンで情報を共有しながら会議を進めることができる。
TIDEN社は、国連本部の会議室で導入実績を持つ。
コモドマッティーナはこのほか、Inter Mのデジタル伝送装置8チャンネルオーディオトランスミッター/レシーバー「FTA-1085/FRA-1085」を出展。
光ファイバーによる8chオーディオの送受信装置。伝送最大距離は15km。SCタイプの光コネクターを装備し、データコミュニケーションとして、RS-422、RS232Cなどを搭載している。
また、イーサネットの長距離伝送装置「AOE-212N Audio Over」も出展。
高品質のオーディオ/データ伝送が可能で、1本のCAT5eケーブルでオーディオとコントロール信号を伝送する。イーサネットワークでの長距離伝送が可能で、WANで1:20、LANで1:60のマルチ転送機能を持つ。デジタルオーディオは、圧縮と非圧縮の両方に対応。サンプリング周波数は24ビット、8〜48kHz。最大で19,200bpsの伝送が可能。