【Inter BEE 2013】興和光学 新製品のHDMIスイッチャや最大180mまで延長可能なツイストペアケーブル延長分配機などを出展

2013.11.15 UP

HDMI対応6入力1出力マルチスキャンスイッチャー「KSM0601HM2」のデモの様子

HDMI対応6入力1出力マルチスキャンスイッチャー「KSM0601HM2」のデモの様子

DVI/HDMI用ツイストペアケーブル延長送信機/受信器「KE101DT2/DR2」

DVI/HDMI用ツイストペアケーブル延長送信機/受信器「KE101DT2/DR2」

DVI/HDMI用ツイストペアケーブル延長4分配器「KE104DT」

DVI/HDMI用ツイストペアケーブル延長4分配器「KE104DT」

興和光学ブースの様子

興和光学ブースの様子

 興和光学(小間番号:6311)はInter BEE(11月13日から15日までの3日間、千葉・幕張メッセで開催)において、新製品のHDMI対応6入力1出力マルチスキャンスイッチャー「KSM0601HM2」や1080p信号をツイストペアケーブル1本で150mまで延長できる「KE101DT2/DR2」、プラグアンドプレイエミュレータ機能付DVI/HDMI用ケーブル補償器「KT101EQ」などの新製品を出展した。ブースではビデオカメラ映像をHDMIでマルチスキャンスイッチャー「KSM0601HM2」に入力し、30mのHDMIケーブルにプラグインプレイエミュレータ機能付きDVI・HDMI用ケーブル補償器「KT101EQ」(上写真)を介してモニターに表示するデモを行っていた。

■ HDMI対応6入力1出力マルチスキャンスイッチャー「KSM0601HM2」
 「KSM0601HM2」は、HDMI規格に準拠し、コンポジット/YC/コンポーネント/アナログRGB等のアナログ映像信号とHDMI/DVI信号を、統一したHDMI/DVI信号に変換して出力するマルチスキャンスイッチャーである。スキャンコンバータを内蔵し、高速でスムーズな入力切換えや、出力解像度、アスペクト比の変換を行うことができ、映像・音声信号をHDMI出力とCAT5D.OUT出力に分配して出力する。同社のHDMI用ツイストペアケーブル延長受信器を接続することで、HDMI信号と制御用のRS-232C信号を1本のCAT5e(STP)/CAT6ケーブルで最大100mまで延長することができるという。また、PJLinkやRS-232Cによる外部制御に対応しており、最大8台までのPJLink対応プロジェクタ等の電源制御を行うことが可能だ。なお、前面パネルやパラレルI/O、RS-232C、LANによる制御以外に、WEBブラウザからの制御にも対応している。また、切り替え時には、黒み映像を挟み、リップシンク機能も搭載する・
 ほとんどのプロジェクターやレコーダーなどにHDMI入出力端子が搭載されたこともあり、「大学や高校、中学など学校での利用が増えている」と興和光学営業第一部営業2課課長の黒田哲氏は説明した。

■ DVI/HDMI用ツイストペアケーブル延長送信機/受信器「KE101DT2/DR2」
 「KE101DT2/DR2」は、送受信器間にCAT5e(STP)ケーブルまたはCAT6ケーブルを使用して、DVI/HDMI信号を最大180m延長することができるDVIツイストペアケーブル延長送受信器。入力コネクタはDVI端子だが、DVI/HDMI変換コネクタを付属しており、この変換コネクタを利用することでHDMI信号も延長が可能だ。例えば、ディープカラーを使用した1080/60p信号は100m、720p信号であれば150mまで延長可能(黒田哲氏)という。なお、本製品の発売予定日は来年2月を予定している。

■ DVI/HDMI用ツイストペアケーブル延長4分配器「KE104DT」
「KE104DT」は、同社ツイストペアケーブル受信器「KE101DR2」と組合せて使用するツイストペアケーブル延長4分配器。ツイストペアケーブルを使用し、DVI/HDMI信号を4系統に分配して、最大180mまで延長することができる。また、DVI/HDMI信号以外にもRS-232C(双方向)信号を4系統延長することが可能という。なお、HDCPに対応しており、「著作権保護コンテンツの延長が可能(同氏)」と説明した。なお、本製品の発売予定日は来年4月を予定している。

■ プラグアンドプレイエミュレータ機能付DVI/HDMI用ケーブル補償器「KT101EQ」
「KT101EQ」は、長距離延長により劣化したDVI/HDMI信号をイコライザで補償することにより、最大30mの延長が可能な、DVI/HDMI用ケーブル補償器である。
 本製品の特徴は、「30種類のEDIDデータを内蔵しており、出力機器のDVI/HDMI信号を設定した解像度で出力させることができるプラグアンドプレイエミュレータ機能を搭載していることと、通信状態を示す各種インジケータをにより、不具合発生時に信号の状態を容易に知ることができること(同氏)」と説明した。 なお、本製品の発売予定日は来年4月を予定している。

【興和光学】
所在地:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町4-11-1 東興ビル4F
Inter BEE ブース:映像・放送関連機材部門 / ホール6 / 6311

HDMI対応6入力1出力マルチスキャンスイッチャー「KSM0601HM2」のデモの様子

HDMI対応6入力1出力マルチスキャンスイッチャー「KSM0601HM2」のデモの様子

DVI/HDMI用ツイストペアケーブル延長送信機/受信器「KE101DT2/DR2」

DVI/HDMI用ツイストペアケーブル延長送信機/受信器「KE101DT2/DR2」

DVI/HDMI用ツイストペアケーブル延長4分配器「KE104DT」

DVI/HDMI用ツイストペアケーブル延長4分配器「KE104DT」

興和光学ブースの様子

興和光学ブースの様子

#interbee2019

  • Twetter
  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube