【Inter BEE 2017】WOWOWエンタテインメント カラーコレクションデバイス「IS-miniX」とHDR対応制御ソフト「WonderLookPRO」の最新バージョンを出展
2017.11.2 UP
カラーコレクションデバイス「IS-miniX」
IS-miniX 4台を1Uラックの筐体に格納した「IS-miniX Rack4K」
「WonderLookPRO」のオープニング画面
WOWOWエンタテインメントはInter BEE 2017に出展し、カラーコレクションデバイス「IS-miniX」を出展する。新機能として、ライブ映像のフレーム画像をキャプチャ、静止画の再生、フレームラインの表示、クロマキー合成などが追加された。
このほか、IS-miniX 4台を1Uラックの筐体に格納した「IS-miniX Rack4K」、色空間のハンドリング、ルックの作成・管理・応用のトータルソリューション「WonderLookPRO」を出展する。(Inter BEE 2017は入場無料。下記サイトで事前登録を受け付け中)
■ライブ映像のフレーム画像キャプチャー機能を追加した「IS-miniX」
今年2月に発売されたカラーコレクションデバイス「IS-miniX」は、「IS-mini」の高精度LUT処理機能を引き継ぎ、新たに便利な機能が加わった。ライブ映像のフレーム画像キャプチャーや静止画の再生、フレームラインの表示、クロマキー合成などの機能を持つ。
「IS-miniX Rack4K」は、IS-miniX 4台を1Uラックの筐体に格納。Square Divisionの4K、4系統のHD映像のリアルタイム色空間を実現する。
■LUTの取り込み、書き出しが可能な制御ソフト「WonderLookPRO」
WOWOWエンタテインメントは昨年9月、富士フイルムのIS(Image Processing System)事業を譲り受け、IS-miniシリーズの制御用ソフトウエアの開発、販売、顧客サポートを継承。昨年11月には、制御ソフト「IS-miniManager」を大幅に機能拡張した「WonderLooKPRO」を開発。ほぼすべての機能を体験できるFree版も提供している。
「WonderLooKPRO」は60種以上のカメラの測定データを元にしたLUTが利用でき、異なるカメラの映像を一致させ、カメラに依存しないワークフローを構築できる。ACESのRRTや各種のフィルムルック、HDR対応のレンダリングなど、幅広いバリエーションを提供している。
IS-mini等のLUTBOXを制御することで、撮影現場において適切なビューイングや色調整の手段を提供。プリセットLUTのほか、スクラッチから自由に色調整もできるほか、別のソフトで使用したLUTも取り込める。作成したルックはLUTに書き出して別のソフトで利用できる。
種々のモニタの誤差を補正し、LUTBOXからの出力を規格通りの色で再現。アプリケーションPC接続モニタのキャリブレーションも可能で、アプリ内の静止画を正しい色で確認できる。
HDRに完全対応しており、種々の機能を活用できる。HDR対応のレンダリング、HDRのモニタ設定、HDR<-SDRへのマッピング、SDR素材のHDR色空間への変換、HDR領域での警告機能、HDR/SDRの同時色調整、など各種機能によりHDR撮影をサポートする。
出展企業名:WOWOWエンタテインメント(株)
ブース番号:ホール3 /3408
関連URL:http://wowowent.co.jp
◆Inter BEE 2017 開催概要◆
■会期:2017年11月15日(水)~11月17日(金)〔3日間〕
■展示時間:11月15日(水)・16日(木)10:00-17:30/17日(金)10:00-17:00
■会場:幕張メッセ(展示ホール1~8、イベントホール、国際会議場)千葉市美浜区中瀬2-1
■入場:無料(登録制)
■主催:一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
■後援:総務省、経済産業省(建制順)
NHK、一般社団法人日本民間放送連盟、一般社団法人電波産業会(順不同)
■運営:一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会(JESA)
カラーコレクションデバイス「IS-miniX」
IS-miniX 4台を1Uラックの筐体に格納した「IS-miniX Rack4K」
「WonderLookPRO」のオープニング画面