【NEWS】パナソニック 業務用4Kカメラレコーダー「UXシリーズ」2機種を発表 業界最広角の24mm、光学20倍を実現した「LEICA DICOMARズームレンズ」搭載 デュアルコーデック記録可能に
2016.9.9 UP
プレミアムモデル「AG-UX180」
スタンダードモデル「AG-UX90」
パナソニックは9月7日、1.0型MOSセンサーを搭載した業務用4Kカメラレコーダー「UXシリーズ」2機種を発売すると発表した。プレミアムモデルである「AG-UX180」は、有効サイズ約946万画素(4K24p時、UHD、FHD時は約879万画素)の1.0型MOSセンサーを搭載。ダブルSDメモリーカードスロットを備え、リレー/サイマル/バックアップ記録に加えUHD/FHDデュアルコーデック記録をサポートしている。
■プレミアムモデル「AG-UX180」は12月発売 価格45万円
「UXシリーズ」は、業務用AVCHDカメラレコーダー「AVCCAMシリーズ」の後継シリーズ。従来のハンドヘルドHDカメラの機動性、操作性を継承しながら4Kへの対応を実現している。
UXシリーズのプレミアムモデルである「AG-UX180」は、広角24mm(4K/FHD)、高倍率光学20倍ズームを搭載。広角24mmは、業務用レンズ一体型カメラレコーダーで業界最広角を実現している。価格は45万円。12月発売を予定。
業界最広角の24mm、光学20倍を実現した「LEICA DICOMARズームレンズ」の光学手振れ補正(O.I.S)は、補正範囲を約900%に拡大。これにより、より安定した手持ち撮影が可能になった。インテリジェントAFでは、「マイクロドライブフォーカスユニット」の搭載により、4K撮影での追従性・安定性を高めている。
4K 24p、UHD 60p/50p、FHD 60p/50p記録のほか、120fps/100fps HDスーパースロー、デュアルコーデック記録(UHD/FHD)が可能なほか、IR暗所撮影にも対応している。3G-SDI出力、TCプリセット入/出力を装備。価格は33万円。11月発売を予定。
■スタンダードモデル「AG-UX90」 広角24.5mm、光学15倍ズームを実現
UXシリーズのスタンダードモデルである「AG-UX90」は、広角24.5mm(FHD)光学15倍ズーム。UHD 30p、FHD 60p記録に対応。新開発の広角24.5mm、光学15倍ズーム「LEICA DICOMARレンズ」を搭載。ワイド端24.5mm光学15倍ズームを1.0型センサー搭載ハンドヘルドカメラで実現している。「AG-UX180」と同様、補正範囲が約900%のO.I.S、および、マイクロドライブフォーカスユニットを搭載している。
UHD(3840x2160)/30pの高解像度の収録が可能。FHD高ビットレート(50Mbps)モードにより、業務用ハイエンド画質のFHD(1920×1080)/60p収録が可能。ダブルSDメモリーカードスロットにより、リレー/サイマル記録をサポートしている。
■4Kカメラレコーダーのラインアップ拡充
今回発表した新「UXシリーズ」は、パナソニックが4K、HDR対応カメラのフラグシップシリーズと位置づける「CINEMA VARICAM」シリーズともに、ハイエンドから普及帯まで幅広い4Kカメラレコーダーラインアップとして展開していく。
「UXシリーズ」は、9月9日から13日まで、オランダ・アムステルダムで開催される放送機器展「IBC2016」に出品する。
【問い合わせ先】
パナソニック株式会社 AVC ネットワークス社 イメージングネットワーク事業部
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