【Inter BEE 2014】クリエイトLED  420インチ4K対応LEDディスプレイを出展 タケナカ、エヌジーシーの支援を得て日本法人設立 国内販売本格化

2015.1.16 UP

Inter BEEで最大サイズの420インチ4K対応LEDディスプレイを出展

Inter BEEで最大サイズの420インチ4K対応LEDディスプレイを出展

リエイトLEDジャパンの薮田社長。後ろは高精細2.2ミリピッチLED

リエイトLEDジャパンの薮田社長。後ろは高精細2.2ミリピッチLED

 中国シンセンに本社のあるクリエイトLEDインターナショナル社(クリエイトLED)は、Inter BEE 2014の自社ブースで、2.6ミリピッチで横10メートル、高さ5メートルで4K画質を実現、Inter BEE 2014の展示会場で最大サイズの420インチ超の大画面を展示した。
 同社製品のAirMAGシリーズは、レンタルや常設展示のための屋内用LEDディスプレイである。
 LED方式の大型ディスプレー製造を行うクリエイトLEDは、今回のInter BEE出展を機に、本格的な事業展開を開始するという。
 日本法人のクリエイトLEDジャパン代表取締役の薮田雅弘氏は国内の事業について次のように話す。「国内ではタケナカがすでにレンタル用として当社の大型ディスプレイを導入している。そのタケナカとデジタルサイネージ向けなどの大型映像の販売で実績のあるエヌジーシーの支援を得てクリエイトLEDジャパンを発足する。日本市場はユーザーの要求が厳しいため、中国製品をそのまま販売するのではなく日本市場向けにカスタマイズした製品を投入する」と話していた。 
レンタル用に同社の製品を扱うタケナカは、2014年3月に実施した内覧会で参考展示している。タケナカの武仲秀晃社長は「輝度は1200カンデラで画質はワイドXGA。近くで見てもきれいに見える2.6ミリピッチ製品はこれからの映像機器レンタル業界でも重要なアイテムになる」と話す。
 「中国製というと信頼性に疑問視を抱く方も多いと思うが、タケナカの上海支社でも評価しており、現地のレンタル各社の評判も良くまったく問題はない。今後、4Kや8Kなどの高精細映像時代が進むにつれ、LEDディスプレイも2ミリピッチや1ミリピッチ台の製品がレンタル・イベント市場でも求められてくるだろう。当社ではユーザーの立場からクリエイトLEDジャパン社に助言等を行い日本市場においてより使いやすい製品の投入を目指していく」(武仲社長)
 武仲社長はまた「今後はイベント業界でも高精細LEDの需要が増す」と期待していた。

(※2014年11月19日〜21日、幕張メッセで開催したInter BEE 2014の出展内容のレポートです)

 

Inter BEEで最大サイズの420インチ4K対応LEDディスプレイを出展

Inter BEEで最大サイズの420インチ4K対応LEDディスプレイを出展

リエイトLEDジャパンの薮田社長。後ろは高精細2.2ミリピッチLED

リエイトLEDジャパンの薮田社長。後ろは高精細2.2ミリピッチLED

#interbee2019

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