【Inter BEE 2018】アイ・ディ・ケイ　AV over IP Solution IP-NINJARシリーズ「NJR-01UHD」を中心とした32面マルチディスプレイによるデモ展示を実施

　創立30周年を迎える株式会社アイ・ディ・ケイは、2018年11月14日（水）から16日（金）まで幕張メッセで開催されるInter BEE 2018に出展する。ブースでは、AV over IP Solution IP-NINJARシリーズ「NJR-01UHD」を中心とした32面マルチディスプレイによるデモ展示を行う。また同シリーズの新製品であるSDI対応IP伝送装置「NJR-T01SDI」や新製品のデジタルマトリクススイッチャ「FDX-08」、FDXシリーズに対応するSDI入力スロットボードなども出展する。


■ SDI対応AV over IP「NJR-T01SDI」を初出展
　AV over IP Solution IP-NINJARシリーズは、フルスペック4K（4K＠60 4:4:4）映像やフルHD映像を光ファイバーケーブルでIP伝送する伝送装置。今年のInterBEEでは、4K対応 HDMI AV over IP「NJR-01UHD」を中心とした32面マルチディスプレイによるデモを実施、また2019年1月に発売予定のSDIに対応したAV over IPの新製品「NJR-T01SDI」を初出展する。
（上写真＝フルスペック4K対応AV over IP「NJR-01UHD」：上=NJR-01UHD送信機「NJR-T01UHD」、下＝NJR-01UHD受信機「NJR-R01UHD」）
　「NJR-01UHD」は、4K@60、HDCP2.2に対応し、HDMI信号を光ファイバーケーブルまたはツイストペアケーブルで長距離伝送するHDMIネットワーク延長器。「NJR-T01SDI」は、SDI信号を光ファイバーケーブルで長距離伝送するSDIネットワーク送信器で、SDI入力は、3G-SDI/HD-SDI/SD-SDIの入力をサポートする。AV over IP Solution IP-NINJARシリーズは、10G-SM-SFPモジュールを利用したシングルモードファイバー (OS1) の場合、最大10kmまで伝送可能。

　また、他のIP-NINJAR製品と10 GbEスイッチを使用することで、複数のIP-NINJARシリーズの送信器と受信器を組み合わせた延長・分配・マトリクス切り換え・ビデオウォール・マルチビュー動作ができるようになる。また、IP-NINJAR専用コントロールボックス「NJR-CTB」を使用することで、ネットワーク上の送信器と受信器の制御と設定の一括管理することができる。

　
■ 新たにラインアップされたSDI入力スロットボードにも対応したデジタルマトリクススイッチャ「FDXシリーズ」を出展
　「FDXシリーズ」は、デジタル信号に特化したHDCP対応マトリクススイッチャ。2018年11月にSDI入力スロットボードを発売予定で、既存製品の「FDX-16/32」に搭載可能。また、8系統入出力の「FDX-08」も11月に発売予定だ。SDI入力は3G-SDI/HD-SDI/SD-SDIの混在入力が可能で4系統のSDI入力をサポートする。
　SDIケーブルの最大延長距離は、3G-SDI信号入力時L-5CFB同軸ケーブル相当にて140m、HD-SDI信号入力時L-5CFB同軸ケーブル相当にて240m、SD-SDI信号入力時L-5C2V同軸ケーブル相当にて300m。従来SDIコンバータを介して入力していたSDIカメラの映像信号を直接入力することが可能となる。

　ブースでは、このほかに今年6月に発売を開始した新製品の4Kデジタルマトリクススイッチャ「FDX-UHDシリーズ」を展示する。
　このほか、2019年2月発売予定の新製品である4K@60、HDCP 2.2対応の4画面合成プロセッサ「ICP-401UHD」やビデオウォールコントローラ、文教・企業会議システムから大教室や博覧会システムでも実績豊富なデジタルマルチスイッチャMSDシリーズのデモ展示とラインアップ展示を行う。


【株式会社アイ・ディ・ケイ】
■本社住所
〒242-0021 神奈川県大和市中央7-9-1
■URL
http://www.idk.co.jp
■ホール / 小間番号
映像制作/放送関連機材部門 /ホール8 /8503