【NEWS】MEDIAEDGE InterBEE2016で日立ハイテクソリューションズ製MEDIAEDGE-APM専用オプションと連携したL字放送のデモを実施

2016.11.10 UP

多チャンネルループ映像収録システム「LoopREC」

多チャンネルループ映像収録システム「LoopREC」

ネットワークデコーダー「NetView」

ネットワークデコーダー「NetView」

クラウドコンテンツ管理システム「ME-CCMS」の画面イメージ

クラウドコンテンツ管理システム「ME-CCMS」の画面イメージ

 MEDIAEDGE(本社:兵庫県神戸市)は、11月16日(水)から18日(金)に幕張メッセで開催するInterBEE 2016に出展する。同社ブース(ホール8、ブース番号:8003)では、「Broadcast & Broadband(映像のIP化)」をテーマに、多拠点に設置された情報カメラの映像をまとめて収録・一元管理する多チャンネルループ映像収録システム「LoopREC」やネットワークカメラの映像を直接受信してモニターに出力する「NetView」、4K放送に対応した自動送出システム「MEDIAEDGE-APM4K」などIPで映像を活用する様々な製品を出展する。

■ 多チャンネルループ映像収録システム「LoopREC」を出展
 「LoopREC」は、監視カメラや拠点カメラといった多拠点に設置された情報カメラ(IPカメラ)の映像をまとめて録画し、一括して管理運用することができるシステム。2014年日本民間放送連盟賞技術部門最優秀賞と日本映画テレビ技術協会のMPTE AWARDS2014技術開発賞を受賞している。
 特徴は、指定した情報カメラの映像を最大4倍速で再生可能なトリックプレイ機能により映像のIN-OUT点を素早く検索でき、必要な部分を切り出してファイルやベースバンドで出力することができる。今回出展するシステムは、新たに画面数無制限のIPマルチビューア機能を追加したという。 技術開発本部本部長の阪本雅哉氏は「緊急地震速報をトリガーとして映像の切り出しからファイルのアップロードまで自動で実行する機能についてもオプションで提供する」と話す。

■ 複数の情報カメラ(IPカメラ)のストリーム映像を受信しHDMIやSDIで直接出力できる装置「NetView」を出展
 「NetView」は、ソニーやパナソニック、AXISなどの情報カメラ(IPカメラ)の映像ストリームを直接受信し、放送素材として利用可能なネットワークデコーダー。カメラ1台の映像をDecoder 1台で受信する。また、複数のカメラからの映像もDecoder 1台で切り替えて受信することができる。複数メーカーのネットワークカメラを混在することが可能なため、既存の映像設備とネットワークカメラを組み合わせたハイブリッドな映像活用システムを構築することができるという。なお、ブースでは4K対応ネットワークカメラの映像ストリームを直接受信し、放送素材として利用可能な4K対応ネットワークデコーダー「NetView-4KD1」も出展する。

■ 日立ハイテクソリューションズ製MEDIAEDGE-APM専用オプションと連携したL字放送のデモを実施
 同社の2K対応自動送出システム「MEDIAEDGE-APM」は、映像信号をネットワーク上で取扱うVideo Over IPの技術を最大限に生かした新しい送出システム。また、「MEDIAEDGE-APM4K」は、2K対応自動送出システム「MEDIAEDGE-APM」を4Kに対応した自動送出システム。「従来の送出サーバーは、テープで撮影を行うため、多くのハードウェアを必要とし、システムも複雑となり、全体コストも高額だが、「MEDIAEDGE-APM」はPCと送出サーバーの機能を有し、Video Over IPの概念を用いた新しいタイプの送出サーバシステム。4K放送の本番放送用送出システムを始め、ケーブルテレビ局など全国で約100カ所以上の導入実績がある」と阪本雅哉氏は説明した。なお、ブースでは4Kの送出からヘッドエンドに送ったものをSTBにてRFで受信し、テレビに表示するデモを実施する。
 また、HD放送版の「MEDIAEDGE-APM」については、防災情報との連携を強化し、新たに「静止画放送」「L字型レイアウト放送」「文字スーパー」をオプションで追加が可能になるという。「このオプションは、日立ハイテクソリューションズ製「BroadCATV」をベースに開発中のMEDIAEDGE-APM専用オプション。ブースで、日立ハイテクソリューションズ製のL字放送対応サーバーと連携したデモを行う予定(阪本雅哉氏)」という。

■ 企業・放送業界向け クラウドコンテンツ管理システム「ME-CCMS」を出展
 ME-CCMS(Cloud-based Content Management System)は、メディアエッジが提供するコンテンツ管理のためのクラウドサービス。大手放送局で既に利用されているという。特徴は、素材サーバーやノンリニアシステムなどの既存の設備と組み合わせが可能で、クラウドにはデータ量の軽いプロキシファイルと検索用DBだけをアップするため、導入コスト、月々の利用コストを最低限に抑えた運用が可能。
 阪本氏は同製品の拡張性について次のように説明する。「MAMとの連携もカスタマイズで対応可能。また、検索用に検索キーワードを好きなだけ登録できるため、自由度の高い検索ができる」
 このほか、ブースでは、VideoPro社のコンバーター製品や4K対応サイネージプレーヤー「USDP-R5000」、VITEC社の2KIP映像配信ソリューションなど、同社が取り扱う製品も出展する予定だ。

【メディアエッジ株式会社】
本社:〒651-0083 兵庫県神戸市中央区浜辺通5-1-14 神戸商工貿易センタービル23F
Inter BEE ブース:映像制作/放送関連機材部門 /ホール8 /8003

関連URL
https://www.mediaedge.co.jp/

多チャンネルループ映像収録システム「LoopREC」

多チャンネルループ映像収録システム「LoopREC」

ネットワークデコーダー「NetView」

ネットワークデコーダー「NetView」

クラウドコンテンツ管理システム「ME-CCMS」の画面イメージ

クラウドコンテンツ管理システム「ME-CCMS」の画面イメージ

#interbee2019

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