【NEWS】キヤノン　業務用ビデオカメラ「XF205」発売　高機能で小型・軽量化を実現

　キヤノンは、業務用ビデオカメラ「XF205」を24日に発売する。
　XF205は、「XF105 / XF100」（2011年2月発売）の上位機種。最新機種「XA25 / XA20」（2013年6月発売）で刷新されたズームレンズ・CMOSセンサー・映像処理プラットホームを搭載することで、「XF105 / XF100」より基本性能を大幅に向上しながら、小型・軽量ボディーを実現している。キヤノンの光学技術を継承し、光学20倍の高倍率ズーム機能を搭載。記録方式は、MXFとMP4に対応。業務用ビデオカメラの最上位機種「XF305 / XF300」（2010年6月発売）に比べ、質量比・体積比約58％の小型・軽量化となっている。
　「XF305 / XF300」同様の3本の独立したレンズリングや、最大120°まで回転するグリップを採用。無線LAN接続のほか、Ethernet LAN端子の搭載により、有線接続が可能。また、スマートフォンなどを用いたカメラの遠隔操作や、映像データのリアルタイムプロキシ転送が可能なツール「CameraAccess plus」などを搭載している。
　合わせて、撮影クリップの再生やバックアップ、メタデータ操作用アプリケーションの最新版「XFユーティリティー1.4」をリリースする。XF205の4chオーディオに対応するほか、バックアップ機能を向上、GPS情報による検索を追加する。
　各編集システム用のプラグインソフトも新バージョンを提供する。AVID MEDIA COMPOSER 6.0以上および、Final Cut Pro 6および7、Final Cut Pro Xに対応する。それぞれ専用のダウンロードサイトから提供する。