【Inter BEE 2018】ベルボン　MILLER社製三脚 コンパスXシリーズを出展　カウンターバランス16段階調整可能に

　ベルボン株式会社は、11月14日（水）から16日（金）まで幕張メッセで開催するInter BEE 2018に出展し、同社が日本総代理店を務めるMILLER社製の新しいコンパスXシリーズを展示する。

■コンパスXシリーズ
　今年4度目の出展となるベルボンは昨年も発売前のプロトタイプのコンパスXを1機種展示していたが、発売後のシリーズ5機種すべてを展示するのは今回のInter BEE 2018が初めて。ボウル径75mmが3機種、ボウル径100mmが2機種で、機種ごとのサイズ感や差異を実際に確認できる。

　今回のリニューアルは、前回のモデル発売から9年ぶりとなる。新モデルの最大の特徴は、全機種カウンターバランスが業界最上位クラスの15段階に完全なフリー（0段）の計16段階となった点だ。従来機種の4段階に比べ、より細かい調整が効くよう劇的に性能がアップしている。一切の反発がないフリー（0段）も同クラスの三脚では非常に珍しいもので、すべて自分の感覚で調整したいカメラマンに重宝されているという。作動温度範囲は-40度から65度までと寒冷地に強い仕様となっているのもポイントだ。

同シリーズで使用できるアクセサリー「1204 カメラプレート」も従来のスライド着脱ではなく、上からの着脱が可能になった。現場で、よりスピーディな対応ができるよう進化し、シリーズ全体として幅広いニーズに応えたものとなったといえる。

■HD100ツーステージ三脚CF/2Mキット
　ユーザーからのリクエストを受け、日本市場向けに特別モデルとして誕生した高脚のビデオ三脚「HD100ツーステージ三脚CF/2Mキット」も展示する。「カーボン製の安定した太いパイプ径、そして2mもの高さを誇る製品は他に類を見ない」と語る、ベルボンの国内営業部東京営業所係長の中島直人氏。多くの放送局やプロダクションへの導入実績を誇り、設置場所に制限がある報道の現場、特に選挙やライブ会場での撮影に活躍している。

■ソロシリーズ
　他にフリーのカメラマンから人気のソロシリーズも展示予定だ。ソロシリーズは軽量かつ一人でもスムーズに組み立てられるのが特徴。スプレッダーを配せずローアングル撮影にも対応し、ハイハットやベビー三脚がなくてもこれ1本で幅広い角度の撮影が可能になる。少数の現場やビデオジャーナリスト、個人のカメラマンから多くの支持を得ている製品だ。

■オーストラリアからMILLER社担当スタッフが来日
　ブースで展示している三脚には想定したカメラを装着した状態になっており、サイズ感や操作感なども確かめられる。手持ちカメラを持参すれば、その場で取り付けてみることも可能だ。
　会期中はベルボンだけでなくオーストラリアからMILLER社の担当もスタッフとして参加する。「MILLER社は実際に多くの現場の声に応えた製品を生み出してきた実績がある。三脚について希望のスタイルや、改善の要望など気軽に来場してお話しをお聞かせいただきたい。また、先着でオリジナルグッズのプレゼント企画も行う予定。ここでしか手に入らないグッズなので、ぜひ足を運んでほしい」（中島氏）。

【出展者概要】ベルボン（株）
■本社住所
東京都中野区野方6-1-5
■URL
http://www.velbon.com/jp/
■ホール / 小間番号
映像制作/放送関連機材部門 /ホール4 /4301