【Inter BEE 2018】タケナカ LEDプロジェクタによる新ソリューションを発表 対話型リアルタイム映像やリアルタイム性を生かしたライブ映像演出のデモを実施

2018.11.11 UP

「Join Visual」のGUIによる投票やコメント記入ページ

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「スマートステージ」のステージデザイン画面 

「スマートステージ」のステージデザイン画面 

 株式会社タケナカは、11月14日(水)から16日(金)まで幕張メッセで開催するInter BEE 2018に出展し、LEDプロジェクタを使用したステージを組んで2つの新しい演出を披露する。いずれもInter BEE 2018に合わせて発表される新ソリューションで、同社のメディアインタラクティブチームによる「Join Visual」と、ライブメディアチームによる「スマートステージ」の、2つのデモを交互に実施する。

■メディアインタラクティブチームによる「Join Visual」
 メディアインタラクティブチームは映像と音響の技術にセンシング技術やシステム開発、Webコミュニケーションなどのテクノロジーを取り入れたソリューションを提供。今回はイベント演出のためのパッケージとして「Join Visual」を発表する。

 「Join Visual」は、スマートフォンからイベント参加者が投稿した投票やコメントをリアルタイムで映像に表示するシステム。視聴者参加型のテレビ番組での使用も可能だ。データ放送と連動したアンケートと比べ、スマートフォンとネット環境があれば誰でも投票やコメントに参加できる簡便さと、リアルタイムで情報を共有できる点が特徴だ。あらゆるイベントやライブで応用可能で、SNS等でのコミュニケーションや情報の共有に慣れた世代への訴求も期待できる。(上写真=「Join Visual」を利用したライブステージの例)

■ライブメディアチームによる「スマートステージ」 
 ライブメディアチームは映像音響技術にトラッキングやリアルタイム映像生成技術を組み合わせた空間演出を研究開発している。今回は「スマートステージ」と題し、バーチャルテレビスタジオでニュース番組をイメージしたプレゼンテーションを行う。

 「スマートステージ」は主に以下の3つのシステムを使用している。
(1)イベントやライブでステージデザイン、映像や照明演出を視覚化できる3Dシミュレーションソフトを搭載したメディアサーバー「Disguise」
(2)演者の動きに合わせてリアルタイムでビジュアルエフェクトを生成するツール「NOTCH」
(3)ビーコンから位置や回転といった6Dデータをリアルタイムで取得するトラッキングシステム「Blacktrax」
 以上の3つのシステムを組み合わせ、より効果的で視聴者に訴える映像を提供する。会場では、ステージを撮影した映像をモニタに表示し、現場でのイメージを説明する。テレビ番組のセットを組む費用や時間が大幅に削減できる新技術として、放送業界向けに提案する。

■1つのステージで2種を時間ごとに切り替えて展示
 タケナカのブースは、グループ会社の株式会社シムディレクトが運営のトータルプロデュースを担当。タケナカが映像演出のために技術開発したソリューションを用いた企画運営を担当している。

 当日は1時間に1回、10分間が「スマートステージ」のプレゼンテーション、それ以外の時間は「Join Visual」を自由に体験できるブースになる。アシスタントプロデューサーを担当しているシムディレクト 営業制作部の舛井奈緖氏は「タケナカは、商品や技術提供に加え、空間全体の演出やプロデュースも提案している。映像演出のトータルソリューションを提供するタケナカの技術を、ぜひブースで体験してほしい」と話す。

【出展者概要】(株)タケナカ
■本社住所
■東京都千代田区六番町1-9
■URL
http://www.takenaka-co.co.jp
■ホール / 小間番号
映像制作/放送関連機材部門 /ホール7 /7510

「Join Visual」のGUIによる投票やコメント記入ページ

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「スマートステージ」のステージデザイン画面 

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#interbee2019

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