【Inter BEE 2014】レッドディジタルジャパン RED DRAGONによる非圧縮4K放送ワークフローを初公開 Vizrtバーチャルグラフィックによるカメラワークも披露
2014.11.17 UP
4K Broadcast Module
RED Switchblade-M
レッドディジタルジャパンは、11月19日(水)から21日(金)までの3日間、千葉・幕張メッセで開催されるInter BEE 2014に出展する(ブース番号:6201)。今年はブース規模を大幅に拡大し、IBCで発表したBroadccast Module(ブロードキャストモジュール)を実装させた1940万画素、16.5ストップ、6K DRAGONセンサー搭載の「EPIC-M RED DRAGON」と「SCARET DRAGON」によるブロードキャストワークフローを中心に新製品を展示する。
■「中継放送」を想定した非圧縮4Kライブを実施
「EPIC-M RED DRAGON」に、日本初お披露目となる「4K Broadcast Module」を組み合わせ、非圧縮4Kライブ映像を4Kパネルにリアルタイムに出力。「CMOTIONレンズコントロールシステム」や、その他周辺機器の放送対応をデモする。 また「nCam」とVizrtの「4Kリアルタイム・バーチャルグラフィック」によるカメラワークも予定。「スタジオ中継からライブコンサートまで実現できるシステムワークフローとして披露したい」という。
■高解像度表示のタッチスクリーン「RED Touch」を初披露
米国本社から4名の専任スタッフが来日。ハンズオンによるデモンストレーションも予定している。
ブースでは、DSMC(デジタル・スチル/モーション・カメラ)交換可能OLPF (光学ローパスフィルター) モジュールに、初出展の7インチタッチスクリーン「REDTouch」を装着したカメラをハンズオン展示。RED Touchは、1920×1136ピクセル、323ppi、コントラスト1000:1という高解像度表示を実現。光学接着タッチスクリーンでメニュー操作やカメラのパラメーター調整が簡単にできる。ヘッド部位が180度回転するため、さまざまなシチュエーションに対応する。
■コントロール用インタフェース「RED Switchblade-M」
EPICまたはSCARLETカメラの側面に取り付けるスリムで軽量なインタフェース「RED Switchblade-M」も展示。1.7インチOLED画面にDSMCのすべてのメニューオプションを表示し、回転ダイヤル、Dパッド、ファンクションボタン、4種類の設定可能なプリセットが揃う。
新しく発表されたRED Touch 7インチLCDおよびDSMC交換可能OLPF (光学ローパスフィルター) モジュールも展示される。
また、静止画切出しの大判印刷もその場でデモを行い、驚異的な解像度をアピールする。
■EPICによる事例紹介「4K時代の映画撮影とフィルムルック」も開催
さらに、ASIA CONTENTS FORUMの4K New Wave Sessionでは、19日の「4K時代の映画撮影とフィルムルック」でも、山本英夫撮影監督が手掛けた東宝作品から、RED EPICカメラでの現場撮影の事例が紹介される。
レッドディジタルジャパン(株)
本社住所:東京都千代田区永田町2-13-1 ボッシュビル赤坂1階
URL:http://www.jp.red.com
ICT/クロスメディア部門 /ホール6 /6201
4K Broadcast Module
RED Switchblade-M