【NAB Show 2018】富士フイルム 46倍ズーム装備の放送用4K対応ポータブルズームレンズを参考出展
2018.4.15 UP
世界最高46倍ズームを備えた4K対応放送用レンズ「FUJINON UA46x9.5」
参考出展した「FUJINON UA46x9.5/13.5」の説明パネル
富士フイルムは4月9日から12日まで米ラスベガスで開催したNAB Show 2018において、4K放送用レンズやエミー賞を受賞したシネマ用レンズなどを出展した。
■放送用レンズUAシリーズで46倍ズーム装備の4K対応レンズを参考出展
放送用レンズでは、2/3インチセンサー搭載の4Kカメラに対応した放送用レンズ「UAシリーズ」を出展。46倍ズームを備えた4K対応の放送用ポータブルズームレンズも参考出展した。
「FUJINON UA24x7.8」は、世界最小(全長約220.5mm)・最軽量(質量約1.98kg)のコンパクトボディで、広角7.8mmから望遠187mmまでの幅広い焦点距離をカバーするポータブルズームレンズ。
「FUJINON UA107x8.4」は、世界最高107倍ズームを備え、スポーツやコンサート中継をはじめとするさまざまな撮影シーンに適したズームレンズ。
今回、参考出展したのは、同じくUAシリーズで、現在開発中の製品2機種。世界最高46倍ズームを備えた4K対応の放送用ポータブルズームレンズ「FUJINON UA46x9.5」と「FUJINON UA46x13.5」だ。
標準ズームレンズ「FUJINON UA46x9.5」は広角9.5mmから望遠437mmまで、望遠ズームレンズ「FUJINON UA46x13.5」は広角13.5mmから望遠621mmまでカバーする焦点距離を装備している。
■1kgを切る小型軽量化を実現したシネマ用レンズMKシリーズなどを出展
シネマ用レンズでは、4Kを超える光学性能を備えたフラッグシップモデル「HKシリーズ」や、着脱可能なドライブユニットに対応した「ZKシリーズ」と「XKシリーズ」、1kgを切る小型軽量化を実現した「MKシリーズ」などを出展した。
■豊富なフジノン交換レンズラインナップ
ボディ内手ブレ補正機能を搭載したデジタルカメラXシリーズのフラッグシップモデル「FUJIFILM X-H1」や、大型センサー搭載の中判ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM GFX 50S」も出展。「Xシリーズ」用交換レンズとして初めてのシネマレンズである「MKXレンズ」も出展した。
編集:Inter BEE 2018 ニュースセンター
世界最高46倍ズームを備えた4K対応放送用レンズ「FUJINON UA46x9.5」
参考出展した「FUJINON UA46x9.5/13.5」の説明パネル