【NEWS】キヤノン デュアルピクセルCMOS AFにより追従性の高いAFを実現した EVF内蔵ミラーレスカメラ「EOS M5」と、小型専用ズームレンズを発表 1億2000万画素次世代カメラも参考出展
2016.9.27 UP
Photokina 2016のキヤノンブース
ハンズオンコーナーに設置された「EOS M5」
FUTUREゾーンでは、プロトタイプの8Kカメラ映像から切り取られたスチル画像などが展示された
キヤノンは、先にオランダ・アムステルダムで開催されたIBC2016と同じく、“München City Surf(ミュンヘン・シティーサーフィン)”をモチーフにブースを展開。中央にはEOS C300 MarkII等で撮影された関連ビデオを上映し、これまでとは違ったアプローチとなった。
新製品では、EOS Mシリーズで初となる“デュアルピクセルCMOS AF”を採用し、素早く追従性の高いAFを実現したEVF内蔵のミラーレスカメラ「EOS M5」(上写真)と、小型・軽量設計を実現したミラーレスカメラ専用高倍率ズームレンズ「EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM」を発表。11月下旬より発売。
2012年3月に発売された「EOS 5D MarkIII」の後継機種で、35mmフルサイズセンサー搭載の5Dの次世代機種「EOS 5D MarkIV」を初一般公開した。有効画素数約3,040万画素35mmフルサイズCMOSセンサーおよび映像エンジン「DIGIC 6+(プラス)」の搭載により、常用ISO感度ISO100~32000を実現している。さらに新開発ミラー振動制御システムの採用により、最高約7コマ/秒の高速連写を実現した。撮像素子から得たデュアルピクセル情報をRAW画像に付加する「DPRAW撮影」が可能になり、キヤノン独自のRAW現像ソフトウエア(無償)を通じて撮影後に解像感補正などの微細な画像処理ができる。
FUTUREゾーンでは、プロトタイプの8Kカメラ映像から切り取られたスチル画像をプリントしたものが展示されたり、次世代カメラとして昨年のCanon EXPOでも公開された、1億2000万画素のCMOSセンサーを搭載した次世代カメラの試作機などを展示した。
Photokina 2016のキヤノンブース
ハンズオンコーナーに設置された「EOS M5」
FUTUREゾーンでは、プロトタイプの8Kカメラ映像から切り取られたスチル画像などが展示された