【Inter BEE 2014】朋栄 FT-ONEを小型化した新製品「FT-ONE-S」を世界初公開 超高感度カメラ「HBC-2000」もInter BEEで初公開
2015.1.16 UP
防水対応をアピールした新FT-ONE-Sのデモ
朋栄(本社:東京都渋谷区)はInterBEE 2014に出展し、自社ブースにおいて、世界初公開となる4K高速度カメラ「FT-ONE」の新製品「FT-ONE-S」を出展した。また、2015年春発売開始予定の207万画素フルHD/60fpsの超高感度カメラ「HBC-2000」(上写真)をInterBEE初公開した。
■ FT-ONEの小型化、カメラヘッド分離モデルの新FT-ONEを世界初出展
4K高速度カメラ「FT-ONE」の新製品として、FT-ONEの特長を継承しつつ、2K軽く小型化と使いやすさを追求した新モデル「FT-ONE-S」を世界初公開した。このFT-ONE-Sはカメラヘッド分離モデルで、ベースステーションとは光ファイバで接続する。重量は約5.5kgでサイズは180mm(W)x197mm(H)x290mm(D)。また、マウントはPLマウントで、センサはスーパー35mmセンサを搭載する。ブースでは、防塵・防水対応をアピールした展示を行った。なお、ベースステーションは現在開発中で、今回のInterBEEには間に合わなかったという。企画室企画・広報グループの小川千尋氏はこの「FT-ONE-S」の用途について、「ライブスポーツでの4K撮影で利用しやすいフレームレートとして汎用性の高い360fpsに対応した」と説明した。
■ 207万画素フルHD/60fpsの超高感度カメラ「HBC-2000 [フローベル]」InterBEE初展示
また、超高感度カメラの新商品として207万画素フルHD/60fpsの超高感度フルハイビジョンカメラ「HBC-2000」をInterBEEに初出展した。2/3型270万画素CMOSセンサーを採用、単板式でも高精細画質をサポート。CMOS特有の横引きノイズを大幅に低減したという。また、最低被写体照度0.005Lxにより、カラー映像を撮影する事が可能。「30fpsで動きの激しい所の撮影には厳しいが、動画性を重視して60fpsをサポートしたことで、昼夜問わずカラー撮影が可能」という。なお、「HBC-2000」は2015年春頃に発売開始予定という。
【朋栄】
本社住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3丁目8番1号
(※2014年11月19日〜21日、幕張メッセで開催したInter BEE 2014の出展内容のレポートです)
防水対応をアピールした新FT-ONE-Sのデモ