【IBC 2013】オートデスク Autodesk Flame Premium 2014発表 GPUの利用効率を向上
2013.10.11 UP
Autodesk Flame Premium 2014の画面
オートデスクは、9月にオランダ・アムステルダムで開催したIBCにおいて、「Autodesk Flame Premium 2014」を発表し、会期中の13日から発売した。
2014版は、複雑なタスクを簡単な操作で短時間で実行できるようビジュアルエフェクトと編集を統合し、効率的で直感的なワークフローを採用した。また高性能3Dビジュアルエフェクツ作成ツールを搭載し、ワークフローの双方向性を高めるGPUパイプラインを採用。リアルタイムカラーグレーディングツールの機能を向上した。
新しいツールとして、オフセットモードでのスタビライザーにおけるトラッキング精度を向上。マルチレイヤー3Dワーピングを搭載した。
タイムライン編集のパフォーマンスも向上した。バッチ機能をGPUで駆動する「リアクター2.0」を採用し、アプリケーション全体で16ビット浮動小数点精度を実現した。これにより、再生中のタイムラインでエフェクトのプレビューや整理を行い、ガベージマスクやシングルレイヤーのアクションなど、より多くのエフェクトツールを利用できる。タイムラインコンポジションをバッチツリーに直接変換することで、プロジェクトを迅速かつ効率的に繰り返せる。
リアルタイムカラーグレーディングによるバックグラウンドレンダリングも向上し、画像処理が高速化した。
Autodesk Flame Premium 2014の画面