【NEWS】パナソニック 8K対応レコーダー、4K対応レコーダーの試作機を開発 Inter BEE 2016に出展
2016.11.4 UP
(左)8KスーパーハイビジョンレコーダーAJ-ZS0580、(右)4KレコーダーAJ-URD100
パナソニックは11月4日、8Kスーパーハイビジョンレコーダー「AJ-ZS0580」と4Kレコーダー「AJ-URD100」の試作機を開発したと発表。11月16日(水)から18日(金)まで、幕張メッセで開催されるInter BEEの自社ブース(映像制作/放送関連機材部門 /ホール6 /6213)に出展する。
8Kスーパーハイビジョンレコーダー「AJ-ZS0580」は、AVC-ULTRA(AVC-Intra 4:2:2)で、より高画質な8K-YPbPr方式 59.94p In/Out (12G-SDI×4)を備え、放送用半導体記録メディアであるexpressP2カードおよびmicroP2カードで8K記録する。また、HD同時記録や4KおよびHDの同時出力機能も装備している。発売は2017年10月を予定。
4Kレコーダー「AJ-URD100」は、AVC-ULTRA(AVC-Intra 4:2:2)、4K 59.94p In/Out (12G-SDI×1/3G-SDI×4)を装備し、expressP2カードに4K記録する。発売は、2017年12月を予定。
同社では、これまでも8K-DualGreen方式の8Kメモリーカードレコーダーを開発し、4K・8K対応への取り組んできた。2020年に向け、4K・8K放送が普及し、東京オリンピック・パラリンピックの中継等が広く放送されることを見据え、AVC Intraコーデックに対応するなど、さらに実用性を高めた8Kスーパーハイビジョンレコーダーと4Kレコーダーを開発した。
(左)8KスーパーハイビジョンレコーダーAJ-ZS0580、(右)4KレコーダーAJ-URD100