【Inter BEE 2012】須山歯研　耳の型を採取して制作する個人用イヤーモニター「FIT EAR」で、アニソン視聴専用のシリーズ「萌音 Monet」を出展

　須山歯研は、「FIT EAR」（フィット・イヤー）のブランドで、耳の型を採取して個人にフィットしたカスタム・イヤーモニターを製作している。従来は、業務用に音楽ステージ用のイヤーモニターとして提供していたが、最近では映像制作の現場や、あるいは音楽鑑賞用へと用途が拡大している。
　今回は、音楽鑑賞用の新たな試みとして、”アニソン専用”のFIT EAR「萌音 Monet」（もね）を出展した。業務用をベースとしており、広い帯域にフラットな特性を持ち、特に「歌」の視聴に適した設計となっている。社長の須山慶太氏は、 萌音について次のように話す。「昔のアニソンは、オーケストラを使った贅沢な構成があった。また、最近では凝った音楽もたくさんある。こうした幅広い楽曲の特性を楽しめるよう、高い解像度を確保している。音の奥行き感を持たせ、あたかもスピーカーで聴いているようなバランスを確保している」