【Inter BEE 2015 TV】横河ディジタルコンピュータ マスター統合監視システム「ICMS-T3シリーズ」を出展 TSとベースバンドの比較・監視が可能に
2015.11.26 UP
横河ディジタルコンピュータは、新製品のマスター統合監視システム「ICMS-T3シリーズ」を出展した。来年2月発売、5月出荷予定の製品。同社のTS監視装置であるICMSシリーズにベースバンドの監視機能を加え、一つのシステムで監視・同録・障害解析が可能なマスター統合監視システムに機能を拡張。マスター内のあらゆる監視装置を一つのシステムに統合している。これにより、TSとベースバンドを比較しながら監視することも可能になった。ベースバンドがTSになるまでの機器の故障やコンテンツのキズなどを認識できる。
1台でTS信号とHD-SDI信号を最大16ch監視できる。ネット、ローカル、12セグ、ワンセグ、AIRなど、あらゆるポイントを比較監視する。
また、映像・音声のほか、字幕、ANC、PSI/SI、データ放送、ラウドネスの監視、プレイバック解析など多彩な機能を網羅。局間制御信号やCM確認信号にも対応している。
監視ポイントをすべて同録するため、同録データをもとに監視ポイントでのエラー状況を解析できる。予備系やネット送り、ネット受けなど、同録していないポイントも解析可能になった。さらに多点同録機能や、NAS、LTO6を追加することでの超長期同録機能も搭載している。