【NEWS】GoPro 初のドローン「Karma」を発表 720p撮影 取り外して3軸ジンバル撮影も 携帯アプリで操縦可能に 価格は9万円 GoProの新シリーズ「HERO5」も発表

2016.9.29 UP

PhotokinaのGoProブース

PhotokinaのGoProブース

スタビライザーから取り外してKarma Gripハンドルと組み合わせた状態

スタビライザーから取り外してKarma Gripハンドルと組み合わせた状態

「GoPro HERO5 Black」

「GoPro HERO5 Black」

「Karma」の専用コントローラー

「Karma」の専用コントローラー

 GoProは9月20日から25日までの6日間、ドイツ ケルンメッセで開催したPhotokina(フォトキナ)2016において、 同社初のドローン「Karma」と、アクションカメラの新モデル「GoPro HERO5」シリーズを発表した。

 「Karma」はGoProと付属の3軸スタビライザーをドローンにセットして空撮が可能。着脱可能なバッテリー駆動で、飛行可能時間は約20分。操縦には5型のタッチパネルを備えた、専用の無線コントローラーパック(2.4GHz)を使用する。 最高速度は秒速15m、最大飛行高度は4,500m。
 720pでドローンの撮影中の映像を確認でき、2本のスティックでのドローンの操作、ディスプレイをタッチして離着陸や設定の変更などを行うことができる。ドローンのアームを拡げたサイズは、プロペラなしの状態で303×411×117mm、重さは1006g(スタビライザーは230g)。
 さらにスタビライザー・カメラ部分を取り外して「Karma Gripハンドル」と組み合わせることで、手持ち用の3軸ジンバルとしても使用可能。グリップ部はGoProの撮影や電源のオン・オフなどの操作が可能になっている。グリップ部のサイズ205×43×43mm、重さは244.6g。この状態での駆動時間は1.75時間。10月23日発売で価格は9万円。
 また、10月23日にリリース予定のAndroid 5.0以上/iOS 9以降対応のアプリ「GoPro Passenger App」を使用することで、専用コントローラーでなくてもフライト映像を見たり、飛行中にGoProをコントロールするといったことが可能になるという。

 「GoPro HERO5」シリーズは、上位モデルの「HERO5 Black」とコンパクトタイプの「HERO5 Session」の2タイプ。4K/30p、1440/80p、1080/120p撮影が可能。1,200万画素の静止画撮影にも対応。また、RAW撮影のほか「WDR photo mode」と呼ぶ撮影モードも装備。これは、暗部とハイライトのディテールを維持して撮影するモード。操作は、タッチパネル型ディスプレイに加え、音声での操作も可能だ。英・仏・伊・独・中に加え日本語にも対応。HERO5 Blackが4万7千円、HERO5 Sessionが3万6千円。

PhotokinaのGoProブース

PhotokinaのGoProブース

スタビライザーから取り外してKarma Gripハンドルと組み合わせた状態

スタビライザーから取り外してKarma Gripハンドルと組み合わせた状態

「GoPro HERO5 Black」

「GoPro HERO5 Black」

「Karma」の専用コントローラー

「Karma」の専用コントローラー

#interbee2019

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