【Inter BEE 2013 TV】DXアンテナ 「IPDC WORLD 2013」をテーマに、IPDC技術を用いた展示を3つのコーナーで実施
2013.11.14 UP
DXアンテナ(ブース:8311)は、「IPDC WORLD 2013」をテーマに、IPDC技術を用いた展示を3つのコーナーで実施している。「ライフラインコーナー」「次世代伝送システムコーナー」「モバイル次世代放送コーナー」の3つのコーナーでソリューションを紹介する。
放送と通信の枠を超えたDX独自の「次世代伝送システム」や、CEATECアワード2013準グランプリを受賞した「可搬型緊急用ヘッドエンド」など、『情報伝送システム企業』としての新たな取組みや先進的なシステム・製品を展示・デモしている。
「次世代伝送システムコーナー」では、「IPDC(IP データキャスト)」技術を用いて放送波にI Pデータを乗せ、FTTH網やケーブルテレビ網・同軸ケーブル・放送波など既存の伝送系を通じて一斉にIPデータの配信が行える“放送と通信が融合した”DXアンテナ独自の情報伝送システム。
家庭にあるテレビやデジタルサイネージ端末へ一斉に情報を配信したり、更に同期したコンテンツを無線LANを通じてタブレットやスマホにも同時に配信が行える。
防災情報や緊急情報の告知、自治体サービスや回覧板情報などの配信、広告情報やコンテンツのデジタルサイネージへの配信、セカンドスクリーンと呼ばれているサービス等を実現する。
「可搬型緊急用ヘッドエンド」のコーナーでは、 局舎のヘッドエンド設備が被災した場合を想定したソリューション。緊急用に設置させることにより、局舎機能を応急的に復旧させ、地域住民にいち早く情報を届けることを目的とした当社独自の災害時におけるケーブルテレビ応急復旧ヘッドエンド設備。
ブース内で実働デモを行っているミリ波長距離伝送システムは設置・利用に際して特別な手続きや免許が不要。地上デジタル放送やBS・110度CS放送などのハイビジョン放送信号を高品質なまま、ワイヤレスで伝送できる。
2009年の発売以来、国内著名物件のビル陰衛星受信障害対策などで採用されている。新たに伝送距離が最大220mまで対応したことにより、更に用途が拡大。超高層ビルなどでのビル陰受信障害対策などでの利用が行える。