【NEWS】リーダー電子　4K映像波形モニター発表　最大4系統切り替え表示可能

　リーダー電子は、4K映像制作に対応する波形モニター「LV5490」を発売する。オープン価格。
　3G-SDIのクワッドリンクまたはデュアルリンクによる4K映像（4096×2160ピクセル、3840×2160ピクセル）に対応する。分割伝送は2サンプルインターリーブ方式とスクウェアディビジョン（田の字型）の2方式に対応する。
　表示部は9型フルHD解像度のLCDを採用し、可搬性と高解像度を実現した。4K制作時に確認が難しいとされるフォーカス合わせをサポートするため、ドットバイドットや拡大しての表示を可能にした。
　4K映像入力については、3G-SDIクワッドリンクで4K映像を入力した場合、最大2系統切り換えて表示。3Gデュアルの4K映像を入力した場合は、4系統切り換えて表示できる。
　4入力専用端子と4入出力双方向端子を使用して最大8入力に対応。各入力は3G-SDI、HD-SDI、SD-SDIに対応し4入力同時表示が可能。
　またSDIやDVI経由で外部モニターに出力できる。SDI出力からは、入力信号をリクロックできるためルーターとしても機能する。
　USBマウスを使い、表示画面のレイアウトを簡単に設定。独自の「シネライト㈼」機能を使えば、任意の点のレベルを管理できるなど運用性も優れている。