【NAB Show 2013】BMD 13ストップで低価格・高画質なポケットサイズのデジタルシネマカメラ
2013.4.10 UP
ブースではハンズオンのコーナーの人だかりが絶えない
■13ストップで低価格・高画質なポケットサイズのデジタルシネマカメラ
ブラックマジックデザイン(BMD)は、10におよぶ新製品および新機能を発表し、前年に続く勢いを見せた。
コンパクトなポケットサイズのデジタルシネマカメラ「Blackmagic Pocket Cinema Camera」は、スーパー16mmサイズのセンサーでHD撮影が可能。13ストップの広いダイナミックレンジを特徴とする。グラント・ペティCEOは、DSLR(デジタル一眼レフ)との比較映像を上映し、解像度やカメラの大きさに依らない性能を強調すると同時に、カメラリグをセットすることで、業務用撮影にも利用できると話した。
コーデックはシネマカメラ同様、シネマDNGとProRes(Hq)を搭載。レンズマウントはマイクロフォーサーズ(アクティブ)。SDカードに記録する。7月に$995で発売する。
また、13ストップというダイナミックレンジの広さを強調。「低価格でしかも劇場映画クオリティの高画質を実現させる」とし、「テレビ業界では、解像度があがれば、 高画質と考える風潮があるが、これはよくある誤解である。 ほとんどのカメラが、HD解像度以上のものでさえも、ハイライトとブラックがクリップされディテールに乏しい「ビデオ風」ルックになっている」と指摘。
「Blackmagic Pocket Cinema Camera の広いダイナミックレンジはこの問題を取り除き、ハイライトとブラックのディテール が豊かなフィルムクオリティの画質を提供する。撮影が終了したら、DaVinci Resolve Liteカラーコレクション ソフトウェアを使って、画像を調整したり、その広いダイナミックレンジを存分に生かして思い通りのルックを 作ることができる」(リリースより)という。
ブースではハンズオンのコーナーの人だかりが絶えない