【Inter BEE 2015】[INTER BEE CONNECTED] 日本テレビ テレビ連動「ロボットアプリ」とHAROiD基盤の活用事例展示 「テレビに詳しいペッパーくん」誕生に期待
2015.12.3 UP
放送データをもとに質問に答えるペッペーくん。会話としての微妙さがかえって面白い
HAROiD基盤を活用したテレビ放送とスマートフォンの連携事例
日本テレビは、INTER BEE CONNECTEDのブースで「テレビと連携した多機能ロボットアプリ」を参考出展として展示した。これは、ソフトバンクのロボット、ペッパーくんを活用したもので、テレビのデータを利用してどこまでコミュニケーションができるかを試したアプリだ。さらにHAROiD基盤の活用事例として、簡単に運用できる投票システムも展示した。
(上写真=ペッパーくんと、アプリの開発に携わった川上氏のツーショット)
ロボットアプリは、テレビから派生した複数のデータを活用する。放送字幕や番組内の会話履歴を使って会話したり、番組表やソーシャル指数からオススメ番組を教えたり、データ放送からニュースや天気を知らせたりする。これをペッパーに埋め込んで、話しかけると上記の中から言葉を選んで人間の質問に答えてくれる。だが実際はとんちんかんな会話が続き、それがかえって面白く来場者の興味を引いていた。だがこのシステムを磨けば、ひょっとしたらテレビに詳しいペッパーくんが誕生するかもしれない。
またHAROiD基盤を活用したテレビ放送とスマートフォンの連携事例も展示。番組内で投票を促すとスマートフォンにボタンが表示され、視聴者が押すと集計される流れ。すでにいくつかの番組で運用しており、さらに進化していくことだろう。
放送データをもとに質問に答えるペッペーくん。会話としての微妙さがかえって面白い
HAROiD基盤を活用したテレビ放送とスマートフォンの連携事例