【Inter BEE 2018】音響特機 MACKIEほかプロオーディオ5ブランドの最新機器を出展
2018.11.12 UP
「DL16S」
「DL32S」
ブースでのSNS投稿で毎日先着50名にプレゼントがある
音響特機は、11月14日(水)から16日(金)までの3日間、幕張メッセで開催するInter BEE 2018に出展し、同社が輸入総代理店として扱うブランドの最新製品を展示する。今回は、5つのブランドの製品を出展する。
会期前、同社でMACKIEブランド製品を担当する音響特機 MACKIEブランドグループ 課長の市谷京三氏から、今回のMACKIE製品の展示内容などについて聞いた。
■新製品デジタルワイヤレスミキサー「DL32S」「DL16S」を発表
11月9日に発売した新製品のデジタルワイヤレスミキサー「DL32S」、「DL16S」は、DLシリーズの最新機となる。(上写真=「DL32S」(右)、「DL16S」(左))
市谷氏はMACKIEのデジタルワイヤレスミキサーについて「米国のミュージシャンがバッグに入れて持ち運ぶような、小型軽量でタフなミキサー」という。「MACKIE DLシリーズは、2012年1月のNAMM Showで発表されたデジタルワイヤレスミキシングシステム。当時、世界で唯一、iPadですべての機能をコントロールできるデジタルミキサーとして大きな反響を呼んだ。ライブで毎晩移動、演奏を繰り返すような過酷な環境のもとでの使用に耐えるような設計が定評。MACKIEも"戦車級に頑丈な設計"と謳い、その点を強調している」(市谷氏)
入力すべてに「MACKIE Onyx +」マイクプリアンプを搭載し高いヘッドルームと低ノイズで高品位サウンドを実現している。豊富なBUSアウト(DL32S:15/DL16S:13)をフレキシブルにアサインができるXLR3ピン出力端子を装備((DL32S:10/DL16S:8)、さらに4系統のエフェクターも搭載しアウトボードも不要だ。
DL16Sは16ch対応、DL32Sは、32ch対応。それぞれ16×16、32×32のオーディオインタフェースの機能を持つ。
■アプリの最新バージョンでAndroidデバイスにも対応
DLシリーズは、長年にわたり専用のアプリを提供し、無料アップデートでユーザーからの要望を反映した機能を追加している。10月31日には、最新バージョン「Master Fader 5.0」を発表。従来はiOSのみの対応だったが、最新バージョンでは Androidデバイスに対応。DL16S、DL32SをiPadやiPhoneに加え、AndroidタブレットやAndroidスマートホンからもコントロールできるようになった。
Wi-Fiルーターが内蔵されているので、ルーターがなくても、iPad、Androidのデバイスがあればデジタルミキシングできる。大きな特徴は、Wi-Fiにより、複数台のデバイスをコントロールできるという点にある。20台までのiPad、Andorid搭載のスマホを含めたWi-Fi対応のデバイスが同時に使用できる。これにより、メインのエンジニアがタブレットでメインのミックス。ミュージシャンはスマートホンで、ミュージシャンのステージモニターをコントロールするといった使い方が可能だ。
■最大20台のMacOS、Windowsマシンに同時接続可能に
さらに、年末から年始にかけて公開予定のMaster Fader v5.1ではMacOSとWindowsにも対応する。ライブミックスのみならず設備エンジニアやレコーディングエンジニアの方々など、さらに多くの現場で利用可能になる。従来同様、最大20台までのデバイスを同時アクセス可能。
今後、コーラス、フランジャー、ロータリースピーカーシュミレーター、オートフィルターなどさらに多くのエフェクトエンジンを搭載するほか、操作性も向上。好みのエフェクトタイプを選択し、現在割り当てているエフェクトを直感的に操作することができるようになります。DL32RにはFXプロセッサーを追加し合計4種類のエフェクターを同時に使用できるようになる。
また2019年1月以降公開予定のMaster Fader v5.2ではAxisデジタルミキシング用フィジカルコントローラーDC16には8個のユーザー設定可能なボタンとチャンネルごとに割り当て可能なエンコーダーを装備。不用意な設定変更や誤動作を防止することに役立つシステムロック機能を実装し、ライブミックスのみならず設備音響用途でも利用可能だ。
価格はオープン。市場予想価格は「DL32S」が¥153,600(税別)、「DL16S」が¥82,700(税別)。
■ブースでSNS投稿で毎日 先着プレゼント
Inter BEE 2018の会期中、音響特機のブース(ホール1、ブース番号1301)内にあるMACKIEのコーナーで、ハッシュタグ『#MackieInterBEE』とつけ、ブース写真と共にSNSに投稿し、その場でスタッフに投稿を提示すると、各日先着50名に「MACKIEロゴ入りゼブラマッキー」もしくは「MACKIEロゴ入り4GB USBメモリ」をプレゼントする。
MACKIEを含めた出展ブランドと各社の展示製品は、以下の通り。
■ EAW(米国プロフェッショナルサウンド用スピーカー)
Adaptive Systems & ANNA & OTTO& DANTE対応パワードスピーカー RADIUSシリーズ
■ MACKIE(ミキサーおよびスピーカー、DTMツール)
デジタルワイヤレスミキサー DL16S DL32S
プロフェッショナル密閉型ヘッドフォン MCシリーズ
パフォーマンスイヤホン CR-Budsシリーズ
Bluetoothスピーカー FreePlayシリーズ
ダイレクトボックス&オーディオツール MDBシリーズ
デジタルミキシングシステム AXISシリーズなど
■ QSC(大型設備向けDSPプロセッサー)
Audio/Video/Control用システムプロセッサー Q-SYSシリーズ
BGM ソリューション ミキサー MP-Mシリーズ
マルチチャンネルフレキシブルパワーアンプ MP-Aシリーズ
BGM向けスピーカー AD-SUB.SATシリーズ
■ BIAMP(最新DSPプロセッサー)
AVB対応DSPネットワークサーバー TesiraFORTE AVB VT、TesiraFORTE VT4シリーズ
シーリングマイクロホン TCM-1シリーズ
AVB対応ビデオエンコーダー/デコーダー TesiraLUX IDH-1、OH-1
USB遠隔会議用デバイス Devioシリーズ
■ RCF(伊国プロフェッショナルサウンド用スピーカー)
アクティブラインアレイスピーカー HDL6-A、HDL12-AS
アクティブ2ウェイスピーカー ART712A MK4
アクティブ2ウェイアレイスピーカー EVOXシリーズ
■ SRスピーカー視聴体験イベントにEAW、RCF社製品を出展
また会期中に幕張メッセ イベントホールで開催するSRスピーカーの視聴体験イベント「INTER BEE EXPERIENCE X-Speaker」にEAW社、RCF社の製品を出展する。
https://mackie-jp.com
http://www.otk.co.jp
https://www.inter-bee.com/ja/forvisitors/exhibitor_info/detail.php?exhibitor_id=8018
「DL16S」
「DL32S」
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