【Pre Inter BEE 2013】カナルワークス 完全オーダーメイドの業務用カスタムイヤーモニター出展 年末発売予定のイヤーモニター用極細交換ケーブル「ステルスケーブル」も展示
2013.10.31 UP
「CW-M51a」とステルスケーブル
ステルスケーブルのコネクタ部(右)
カナルワークス(プロオーディオ部門、ブース番号4005)はオーダーメイド型のカスタムイヤーモニターの最新製品などを多数出展する。ブースでは試聴用に汎用的なユニバーサルタイプを展示。実際に装着して既製品との違い、音質の違いを確認できる。
■耳の形に合わせて作る遮音性の高いヘッドホン
カスタムイヤーモニターとは、一人ひとりの耳の形に合わせて作成するヘッドホンのこと。ステージ上のアーティストが演奏中の再生音をチェックするために利用することが多い。
完全オーダーメイドなので、既製のイヤホンと異なり、耳に吸い付くようにフィットし遮音性が高い。騒音の多い場所でもリスニングルームで聴くような環境を実現できるという。
■迫力のある低音から高音のディテールまで再現
展示の中心になるのは3ウェイ6ドライバの「CW-M51a」(上写真)。これは前バージョンの電気仕様を変更したマイナーチェンジモデル。高域、中域、低域用のドライバをそれぞれ2つずつ備えたデュアルタイプのバランスドアーマチュア型ドライバを搭載している。マルチウェイのつながりをよりスムーズにすることで、迫力のある低音から高音のディテールまで再現することができるという。
製品にはハードケース、ソフトケースなどのアクセサリが付属する。価格は11万1800円。
■目立たない「ステルスケーブル」を年末に発売
ブースではイヤーモニター関連商品として、年末に発売予定のイヤーモニター用極細交換ケーブル「ステルスケーブル」も展示する。このケーブルは太さが0.9mmと非常に細く、ステージやテレビなどでイヤーモニターケーブルが目立たない演出を可能にした。
ケーブルはアラミド繊維の補強芯材の周囲に音質対策を施した銀コートの7本撚り線6本(合計42本)の多芯撚り構造。極細でありながら、屈曲や引っ張りに強いのが特徴だという。コネクタはカスタムイヤーモニターに標準的に使用されている2Pinタイプのものを採用している。
【カナルワークス】
本社住所:〒359-0023 埼玉県所沢市東所沢和田1-33-4
URL:http://canalworks.jp
Inter BEEブース:プロオーディオ部門 / ホール4 / 4005
【Pre InterBEE 2013】では、11月13日から15日までの3日間、千葉・幕張メッセで開催されるInter BEE 2013の出展企業の出展内容をお伝えしております。
「CW-M51a」とステルスケーブル
ステルスケーブルのコネクタ部(右)