【NEWS】ATOMOS　 4KとHDを同時に収録できるダブルデッキ「SHOGUN STUDIO」を発表　異なる解像度・フォーマットへのダビングも可能

　ATOMOSは11月、4K対応のモニター一体型ダブルデッキ「SHOGUN　STUDIO」を発売する。スタジオ作業やデジタルサイネージ再生デッキとして利用できる。49万円。
　19インチラック／3Uの小型サイズに、2系統同時録画の機能を実現。4K／HDの同時収録や、プロレゾとDNxの同時収録など、1つの映像入力から異なる形式で収録できる。同社レコーダーが得意とするSDI／HDMIからのレックトリガーに対応しているので、2系統の録画開始、停止をカメラから同時に制御できる。
　また、ポストプロダクションで出力した4Kプロレゾ／DNxHRファイルを、マスターキャディーにコピーして再生させることで、SHOGUN　STUDIO上で、4KからHD、プロレゾからDNxへのダビングなど、ダブルデッキならではの活用が可能。
　ダブルモニターは、片方に収録した映像を再生しながら、もう片方で輝度波形や拡大表示、フォルスカラーなど、露出／フォーカス確認を同時に表示するなど活用できる。
　再生用デッキとして、通常の再生一時停止、スクラブバーによる再生コントロールに加え、指定区間の繰り返し再生やプレイリスト再生に対応。さらに、RS422端子、イーサネット経由で外部からの記録再生コントロールに対応する。
　直感的なGUIによる使いやすいタッチスクリーン操作を始め、ソニーFS RAW、キヤノンRAW入力のプロレゾ／DNx記録など、SHOGUNで実現している機能も網羅している。
　本体のほか、マスターキャディー2が5個、ラックマウント用アダプター、HDMIおよびSDI各ケーブル、ACアダプターを同梱する。