【Inter BEE 2013 TV】シズベル テクノロジー 立体3D映像生成の独自技術「3DZタイルフォーマット」 ロシアTriaxes社と共同開発 

2013.11.20 UP

ディスプレイに依存しないで3D裸眼視聴が可能という

ディスプレイに依存しないで3D裸眼視聴が可能という

 シズベル テクノロジーは、自社開発の「3Dファイルフォーマット技術」を採用したセットトップボックスなどを出展した。
 3Dタイルフォーマットとは、一つのフルハイビジョン1080pフレームの中に二つの720p画像を包含した共通フレームの方式。
 同社のリリースによると、イタリアでは現在でも2つの放送局がDVB-Tインフラを通じて3D試験放送(3DTVで、タイルフォーマットと2Dサービスの互換性あり)を行っており、また欧州でも3Dタイルフォーマットが視聴可能なSES衛星(19.2)からのDVB-Sの試験放送も始まっているという。
 同社では新たに、ロシアのTriaxes社と共同で3DZタイルフォーマットを開発している。3Dテレビをメガネなしで視聴可能にし、そのコストの削減も実現した。「Triaxesは、メガネなしで視聴できる立体映像ディスプレイに関するソフト、ハード両面のソリューションを提供しており、シズベルテクノロジーの3DタイルフォーマットにZ(深度)情報を追加することにより3DZタイルフォーマットを開発した」という。
 「初のディスプレイの型に依存しない、つまり使用するディスプレイ(通常の2D 、メガネ要の3Dもしくはメガネ不要の3D)のタイプに関わらず、ユーザーが最適なビデオ再生をすることができるフォーマット」(リリースより)。
 Inter BEE 2013に来日したイタリア シズベルテクノロジーの創業者であるロベルト・ディーニ氏は、「当社の3D技術は、未来の3D映像視聴の主流になると考えている」と抱負を述べた。

ディスプレイに依存しないで3D裸眼視聴が可能という

ディスプレイに依存しないで3D裸眼視聴が可能という

#interbee2019

  • Twetter
  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube