【Inter BEE 2014】サンテック　自社製LEDライトでInter BEEに初出展　演色性が格段に向上した「サンテックライト LG-1200S」を出展　新製品スポットライト型LEDもデモ

　サンテックは1975年の創業以来、プロ用写真機材販売ひと筋に取り組んでおり、スタジオ、プロ写真家などに幅広く利用されている。
　サンテック営業部の野秋哲也氏は「これまで主に写真業界を中心にビジネスを行っていたが、数年前にLEDライトを発売したことにより放送業界との取り引きが多くなってきた。そこで放送業界に広く当社製品をアピールするために今年はじめてInter BEEに出展することになった」と話す。

■LED照明機材を出展
　出展の製品は主にLED照明機材である。「サンテックライト LG-1200S」は高輝度白色LEDを1200個使用した出力72Wの大光量大型LEDライト。メインライトに最適。
　従来品より照度がアップし、明るさの目安はハロゲンランプ約450W相当。一般に存在する8種類の色の再現性を表す平均演色評価数（CRI/Ra）も、従来品の79から90以上になり、演色性が格段に向上した。
　付属のACアダプターでAC100～240Vで使用可能。背面パネルにはVマウントバッテリー受けが備えてあるので、「Vマウントタイプバッテリー」（別売）が直接取り付けられ、AC電源のない場所でも使うことができる。
　「ここへきて放送業界でもLED照明機材の採用が進んでいる。スタジオ照明のほか、ロケ現場などに持ち込んでの使用も可能。ブースでは撮影現場のイメージを再現した形での展示を行う」と野秋氏は説明する。
　「ＳPロールレフシリーズ」は、スタジオでの撮影はもちろん、ロケには欠かせない組立式のレフ板。2本のスプリング棒を、生地に固定された棒に差し込むだけで、簡単に生地を弛ませることなく張ることができる。
　手で持ったり、別売のSPグリップヘッドを使って簡単にスタンドへ取り付けることもできる。収納用の付属ケースもあり、携帯にも便利。
　「SPロールレフII」の生地は、片面がホワイト、もう片面がシルバーなので、反射光に強・弱をつけることができる。
　このほか、新商品としてスポットライト型LED「 LG-100FDA 」の展示も行う予定。
　「当社は海外製品をリーズナブルな価格で輸入販売を行っている。放送業界のニーズにも対応していくのでぜひ当社ブースに足を運んでほしい」と野秋氏は語っていた。
【サンテック】
本社住所：東京都千代田区神田須田町2-23-16
URL：http://www.suntech-sp.com
プロライティング部門 /ホール3 /3509