【Inter BEE 2018】エヌ・ティ・ティ・ビズリンク 4K映像配信ソリューションを展示 　複数配信先にユニキャスト方式でライブ配信　Interop ShowNetで採用実績

　エヌ・ティ・ティ・ビズリンクは4K映像の低遅延複数拠点ライブ配信が可能な「4Kユニキャストコピー映像配信ソリューション」を10月1日から提供開始した。Inter BEE 2018のNTTブースで展示する。
　配信元の4K映像を複数の配信先に対してユニキャスト方式でライブ配信するソリューション。カメラ映像のエンコード、ユニキャスト回線経由での各配信先への送信、デコードまで一括で提供する。遠隔講義やイベント中継、株主総会・社長/幹部講話・製薬会社セミナー・医薬系学会等など、法人向け映像配信への需要に応じるもの。

　NTTが開発したSDNソフトウェアスイッチ・ルータLagopusをベースとするFCC（Flow Copy-Cast）システム、IPネットワーク(閉域網)に、配信クラウドとを組み合わせることにより、4K映像の低遅延複数拠点ライブ配信を短期間から利用できる。
　Lagopusは、NTTが開発した高速にパケットを処理するSDNソフトウェアスイッチ。汎用サーバで動作しアプリケーションとの連携が容易。2015年から毎年、InteropのShowNetに採用されている。

　2社はまた、法人向けネットワークサービスへのSDN技術の活用のため、高速なソフトウェアパケット処理技術について商用環境下での動作検証に関する共同実験を開始する。

【出展者概要】日本電信電話（株）
■本社住所
東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエア　イーストタワー　
■URL
http://www.ntt.co.jp/
■ホール / 小間番号
映像制作/放送関連機材部門 /ホール4 /4405