【After NAB Show】オートデスク 映画「アナ雪」でも採用されたプロジェクト管理ツール「SHOTGUN」の詳細披露 TV番組、映画、ゲームなどコンテンツ制作最前線で1,000を越える導入実績
2015.5.19 UP
4月に開催したNABで実施した記者会見の様子
2006年に提供が開始され、ハリウッドのテレビ番組制作会社や映画制作会社、VFXスタジオ、ゲーム会社などで導入されたプロジェクト進行管理ツール「SHOTGUN」。 SHOTGUNの制作管理用プラットフォームは拡張性の高いクラウドベースのソフトで構成され、制作管理、レビュー、アセット管理の機能を持つ。 Maya、3ds Max、Flame、Photoshop、Nukeなどのソフトウェアと密接に連携し、タスク管理が可能。
人気テレビ番組の「Once Upone a time」、「THE Black List」「THE VAMPIRE DIARIES」や、映画「アナと雪の女王」、映画「GRAVITY」などの大作映画でも利用されるなど、プロジェクト管理では業界標準化しつつある。
2014年にオートデスクが、開発元のShotgun Software社を買収し、同社のツール群との親和性をより高めてきた。さらに、以前からShotgun Software社と関連の深かったTweak Software社の資産を買収するなど、Shotgunに新しい展開が見られる。
4月のNABの記者発表会において、ビデオ戦略のシニアインダストリーマネジャーであるマーカス・ショーラー氏は、出展テーマを「アーティストコネクテッド」とし、「ITへの流れがコネクションを可能にした」と説明。ツールの更新においても、画質や操作性のに加え、ワークフローや他ツールとの連携を改善した点が強調された。その一つが、「SHOTGUN」とツール間の連携強化だ。
5月21日(木)、22日(金)(以上、東京)、26日(火)(大阪)で開催されるAfter NAB Showでは、出展ブースで「SHOTGUN」を紹介。さらにNAB2015のタイミングで発表されたAutodesk Flame Family 2016の最新情報を紹介する。2016バージョンで搭載された新機能、Lightboxなどもデモする。
また、セッションでは、SHOTGUNの基本機能を詳細に紹介する。SHOTGUNにより、プロジェクトに携わるディレクター、アーティスト、テクニカルディレクター、協力会社、クライアントなど様々な立場の関係者のワークフローを効率化する様子を説明する。
【After NAB Show TOKYO/OSAKA 2015開催概要】
<3rd After NAB Show TOKYO>
■開催日時:2015年5月21日(木)、22日(金)、10:00-18:00 (セッションは9時から)
■会場:東京都千代田区「秋葉原UDX」(展示フロア:2階「AKIBA_SQUARE」、シアタープレゼン:4階「UDXギャラリー」)
<2nd After NAB Show OSAKA>
■開催日時:2015年5月26日(火)、10:00-18:00(セッションは9時から)
■会場:大阪市北区「グランフロント大阪」
■主催:一般社団法人 日本エレクトロニクスショー協会、株式会社映像新聞社
いずれも入場無料です。事前登録により、スムーズに入場できます。セッションは、席数が限定のため、申し込み数が席数を超えた場合、締め切りとなりますので、お早めのお申し込みをお進めします。
4月に開催したNABで実施した記者会見の様子