【NEWS】映像クリエイターのためのプラットフォーム Vookが「VIDEOGRAPHERS TOKYO」を渋谷ストリームで開催
2019.4.22 UP
セミナーが開催されたステージ
出展者ブース
Inter BEEのブースにも多くの人が訪れた
ネット動画など新たな映像・動画クリエイターを対象とする情報共有プラットフォームや企業向けの採用サービス事業を展開するVOOKは、4月15、16日の二日間、東京・渋谷ストリームのストリームホールで「VIDEOGRPAHERS TOKYO」を開催した。
入場登録者数が1,000人を越える盛況となり、会場は両日とも午前中から多くの来場者で賑わった。
会場にはテーマにあわせて「Red」「Blue」「Green」の3つのステージが設けられ、セッションが同時開催されるとともに、会場の各所に設置された出展メーカーのブースでは製品のデモが行われた。出展者は、企業・学校など10社以上。AOI Pro.、Amanaなどの制作会社や、FUJIFILM、SONY、マウスコンピューター、ATOMOS、EIZOなどの機材メーカー、東放学園、デジタルハリウッド大学、東京工科大学、日本工学院専門学校などの映像系専門学校など多彩だ。日本エレクトロニクスショー協会も、Inter BEEのブースを出展し、今年11月13日から15日まで開催するInter BEE 2019の内容をアピールした。
■「アジア最大規模のビデオグラファーの祭典」をめざす
VOOKは、2016年1月のサービス開始以来、ユーザー数は現在14万人を超える。昨年のInter BEE 2018では、INTER BEE MEET UPに企画参加し、映像制作のためのツールや機材を体験できるハンズオンコーナーなどを実施した。今回の「VIDEOGRAPHERS TOKYO」は、VOOK主催のイベントとして初となる。
主催者であるVOOKの代表 岡本俊太郎氏は「ネットの利用拡大で成長しているウェブ動画市場で活躍する小規模でかつハイクオリティな映像を作り上げるビデオグラファーだ。そうしたビデオグラファーの企業側からのニーズは非常に高くなっている。しかし、ビデオグラファーという職種の若手制作者には、横のつながりがなく、 キャリアやノウハウの蓄積など、よりどころがない環境下にある。そうした課題に一石を投じるためにイベントを開催した」と、開催のねらいを話す。
「今後は、日本だけではなくアジアのクリエイターも招致し、『アジア最大規模のビデオグラファーの祭典』を目指している」(岡本氏)という。
セミナーが開催されたステージ
出展者ブース
Inter BEEのブースにも多くの人が訪れた