【Inter BEE 2016 TV】AJA 4K対応フレームシンクロナイザー&コンバーター「FS4」やシームレスなIP移行を可能にする「KONA IP」など機能を強化した各種最新バージョンを出展

2016.11.24 UP

Ki Pro Ultra

Ki Pro Ultra

 AJAは、4K製品を中心にアップデートした多彩な最新製品を紹介した。最新バージョンとしては、フレームシンクロナイザー&コンバーター「FS4」、4K/UltraHD/2K/HD対応ファイルベースビデオレコーダー&プレイヤー「KiPro Ultra」、IPベースワークフロー向けデスクトップビデオ&オーディオ I/O「KONA IP」、8レーンPCIe2.0ビデオ/オーディオデスクトップI/Oカード「KONA 4」などを出展した。

■FS4
 AJAのコンバーター製品のフラグシップともいえる「FS4」は、4系統の2K/HD/SD、または1系統の4K/UHDを処理可能なフレームシンクロナイザー&コンバーター。1RUのフレームで多様な接続性と変換作業を処理する。ビデオとオーディオの広範囲な接続オプションも用意されている。

■KiPro Ultra
 HDLCDモニターを搭載した4K/UltraHD/2K/HD対応ファイルベースビデオレコーダー&プレイヤーの「KiPro Ultra」は、最新バージョン2.0を発表。最新バージョンでは、Avid DNxHD MXFファイルのキャプチャーに新たに対応している。
 HD解像度、4K60pを含むApple Pro Resファイルのキャプチャーに対応。Apple Pro Res 4444を含む5段階の品質で入出力できる。3G-SDI、ファイバー、HDMIの各端子を装備。ハーフラックの幅で高さ2RU。キャリーハンドルを備えているため持ち運びも容易だ。
 AJA Pak 1000 SSDメディアを使用することで、Apple Pro Res HQの最高品質であるUltra HD60p/4K60p収録できる。

■KONA IP
 ビデオIP対応の製品として、「KONA IP」もデモ展示している。AJAのソフト「AJAコントロールルーム」で操作できる。
 「KONA IP」はIPベースワークフローのためのデスクトップビデオ&オーディオ I/O。AJA のControl Room、Control PanelソフトやSDKツールとあわせて作業できる。SMPTE 2022-6 非圧縮 IP ビデオをサポートしており、現在の環境を保ったまま、 IP 圧縮やプロトコルといった新規格を利用できるため、スムーズにIPへの移行を進めることができる。
 マルチチャンネル入出力の送受信、双方通信に対応した10GigE SFPx2ケージを搭載しており。非圧縮 4:4:4、4:2:2の2K/HD/SD ビデオ、16 チャンネルエンベデッドオーディオをプロジェクト上で組み合わせることができる。

■KONA 4
 ブースではこのほか、QuantelRIOを「KONA 4」を使った4K60pHDRも展示。「KONA 4」は、8レーンPCIe2.0ビデオ/オーディオデスクトップI/Oカード。SDからHD、2K、4Kまでのすべてをフル10-bit4:2:2/4:4:4サンプリングカラースペースで処理できる。
 4Kのフレームレートに幅広く対応しており、編集システムから4Kプロジェクターやモニターに直接出力できる。また50/60pのハイフレームレートや4KHDMI出力にも対応しているため、編集者やクライアントは作業中にフル解像度の4K映像を最新のUltraHDモニターで確認できる。4K50p/60pなどの4Kハイフレームレート(HFR)に対応。4KHDMI出力を装備し、UltraHDモニターの多くにHDMI経由で4K/UHDを表示できる。

【AJAVideo】
本社住所
〒180LittonDrive,GrassValley,CA95945USA
URL
http://www.aja-jp.com/

Ki Pro Ultra

Ki Pro Ultra

#interbee2019

  • Twetter
  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube