【NEWS】スペースシャワーTV 3D立体視・360VRによるステーションIDを制作 野田洋次郎氏(RADWIMPS)のソロプロジェクト illionとのコラボレーションでVR映像を制作

2016.10.25 UP

3D立体視・360VRによるスペースシャワーTVのステーションID。収録曲は「Told U So」

3D立体視・360VRによるスペースシャワーTVのステーションID。収録曲は「Told U So」

ホログラム投影を用いたDMM VR THEATERのステージ

ホログラム投影を用いたDMM VR THEATERのステージ

DMM VR THEATERのステージのしくみ

DMM VR THEATERのステージのしくみ

リグには、デジタル一眼カメラα7S IIを5台設置している

リグには、デジタル一眼カメラα7S IIを5台設置している

■野田洋次郎氏の即興パフォーマンスとリアルタイムCGをVRで体験
 スペースシャワーTVは、音楽アーティスト 野田洋次郎氏(RADWIMPS)のソロプロジェクト「illion」(イリオン)とのコラボレーションによるステーションID(90秒)を制作。ステーションIDとしては初めて3D立体視・360VRの映像を制作した。
 世界初の最新ホログラム投影装置を装備したDMM VR THEATERのステージで、野田氏のダンスパフォーマンスが繰り広げられる。プログラミング言語で生成されたグラフィックが楽曲にあわせてリアルタイムに反応し、あたかも空間上に存在するように共演する映像は必見。使用されている楽曲は、10月12日にリリースされたillionのニューアルバム「P.Y.L」の収録曲「Told U So」。

■「ステーションIDで映像の新たな可能性を探る」
 今回、360VRでしかも3D立体視を実現したねらいについて、スペースシャワーネットワーク コンテンツプロデュース本部マーケティング部 プロモーション課 クリエイティブディレクターの齋藤新(さいとうあらた)氏は、次のように話す。
 「ホログラムスクリーンという特殊なステージを映像化したときに、そのステージの立体感を効果的に再現するため、3D立体視にすることにしました。また今、盛り上がりをみせているVRの可能性を探るという意味で、ステーションIDを実験の場所として用いました」

■「リアルスペースとの親和性の高さに期待」
 齋藤氏は今回のプロジェクトについて「まだVRに対して漠然と"新しく可能性のある技術"という認識しかない人が多いようですが、具体的に音楽をモチーフとしたVR映像を制作することで、今後の可能性を考えるきっかけになったと思います」という。
今後の展開として「まだ現段階で具体的なプランはありませんが、VR映像は今後デバイスが増えていけばコンテンツとして需要が見込めると考えています。また、イベント等のリアルスペースとの親和性も高いと考えているので、機会があれば積極的に取り組んでいきたいと考えています」と話す。
 
■α7S II×5台でリグを構築
 撮影/スティッチング/エンコーディングを担当したのは、クロスデバイス。ソニーの「デジタル一眼カメラα7S II」を合計5台使用し、360VR映像撮影のスタジオポンが構築したリグに設置し、撮影に臨んだという。


【関連URL】
●illion × SPACE SHOWER TV 「Told U So」ステーションID(3D+360VR)
https://youtu.be/IQynn7zYgeE

●視聴用idogaアプリ(クロスデバイス)
iPhone用
https://itunes.apple.com/jp/app/360-panorama-dong-hua-zai/id723243287

Android用
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.movie360.n0001

3D立体視・360VRによるスペースシャワーTVのステーションID。収録曲は「Told U So」

3D立体視・360VRによるスペースシャワーTVのステーションID。収録曲は「Told U So」

ホログラム投影を用いたDMM VR THEATERのステージ

ホログラム投影を用いたDMM VR THEATERのステージ

DMM VR THEATERのステージのしくみ

DMM VR THEATERのステージのしくみ

リグには、デジタル一眼カメラα7S IIを5台設置している

リグには、デジタル一眼カメラα7S IIを5台設置している

#interbee2019

  • Twetter
  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube