【NEWS】ブラックマジックデザイン　Blackmagic Production Camera 4Kを値下げ

　ブラックマジックデザインは2月10日、同社の4Kカメラ「Blackmagic
Production Camera 4K」を、新価格の￥327,800に値下げし、出荷開始したと発表した。新価格は、現在同製品の予約者にも適用される。昨年4月8日のNAB 2013会期中に発表して注目を集めた。当時は $3,995として発表された。

■ProRes収録に対応、SSD収録可能
　Blackmagic Production Camera 4Kは、UltraHDでのテレビ番組制作に対応した超高解像度の4Kデジタルプロダクションカメラ。スーパー35mmセンサー、プロフェッショナル仕様のグローバルシャッター、EFおよびZEレンズマウントに対応。高解像度ProResファイルで収録できる。
　また、SSDレコーダー、交換可能なバッテリー、大画面の5インチLCDスクリーンを装備しており、箱から取り出してすぐに使用できる。
　カメラ裏面のタッチスクリーンはフォーカス合わせやショットのモニタリングのほか、GUIでメタデータ入力やカメラ設定などが可能。
　同製品にはフルバージョンのDa Vinci Resolveも同梱されており、Mac OSX/Windowsコンピューターで驚異的な品質のカラーグレーディングおよびフィニッシング作業が可能だ。

■「生産コストの削減で値下げを実現」
　同社のプレスリリースで、ブラックマジックデザインCEOのグラント・ペティ氏は今回の値下げについて、次のようにコメントしている。
　「Blackmagic Cinema CameraおよびProduction Camera 4Kは、クリエイティブ・コミュニティから絶大なサポートを受けてきました。弊社の他の製品と同様、生産コストの削減に尽力したことで、Blackmagic Production Camera 4Kの初代ユーザーの皆様にも値下げした新価格で同製品を提供できることになりました。Blackmagic Production Camera 4Kは、ATEM Production 4Kスイッチャーとの使用に最適です。新しい低価格で同カメラを提供することにより、より多くのユーザーの皆様が、より多くのカメラを使用したUltraHDライブプロダクションを実現する手助けができればと思います」